北海道を中心に大人気の「ねこのたまご」って何?
北海道を中心に人気爆発中の「ねこのたまご」とは?(画像は卵のイメージ画像です。) |
「ねこのたまご」の正体は現代風大福?社長の閃きが大ヒットに繋がった! |
この閃きから生まれたネーミングにより、「ねこのたまご」は大ヒット。地元北海道では直営店を始め、デパ地下や空港、JRの駅構内、ホテルなどたくさんのチャネルを通じて販売され、若者を中心にファン層を開拓しています。また、販売網は北海道のみでなく、今回購入した東京のコンビニエンスストアに加え、関東や関西の三越、伊勢丹、そごうなど百貨店の食品売り場で入手することが可能で、販売店では毎日多くの人で賑わっています。
モチっとした食感と甘さを抑えたクリームで大人気のレアチーズ。多くのテレビ番組でも取り上げられた。 |
商品が売れるきっかけにはいくつもの要素がありますが、この「ねこのたまご」の場合はネーミングのインパクトによるもの。そこで今回はネーミングから商品をヒットに導くマーケティング戦略について考えていきたいと思います。
マーケティングの基本『AIDMA理論』
マーケティング戦略をうまく機能させていく上で、基本的な理論としてAIDMA理論というものがあります。これは消費者の5段階の行動プロセスを表したものです。簡単に説明すると、消費者はまず広告などの企業のプロモーション活動を通して商品の存在に気付くこと(Attention)から始まり、それが自分の趣味や嗜好に合うようであれば興味(Interest)を持つようになります。一旦興味を抱けば、その商品に関するいろいろな情報を集め始め、遂には欲しいという欲求(Desire)を抑えきれなくなり、商品を記憶(Memory)しておいて、店頭に出向いた時に購入という行動(Action)を起こすというパターンになります。このような通常の購買行動に至るまでのプロセス『Attention(注意)』『Interest(興味) 』『Desire(欲求) 』『Memory(記憶) 』『Action(行動) 』の頭文字を取ってAIDMAと呼ばれるのです。次ページでは他にもあったインパクトのあるネーミングで大ヒットした商品をご紹介!その驚きの名前とは!?・・・