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そもそもマイナスイオンって何?(3ページ目)

最近マイナスイオンの応用商品を多く目にするようになってきた。その開発は繊維製品から始まって、電化製品にまで広がっているのだ。このマイナスイオンの効果は如何に!

執筆者:木村 勝己

マイナスイオンとは逆にプラスイオンは、テレビ、電子レンジやOA機器の周囲、さらにタバコの煙や埃の多い部屋、排気ガス等で大気汚染された場所に多く、環境問題の重要性がここにも現れている感じだ。

プラスイオンは、空気中で何か衝撃や熱を加えるとすぐに発生するそうだ。物をたたく、爆発させる、燃やすといった状態は多くのプラスイオンを放出していることになる。テレビなどの電磁波によってもプラスイオンが発生するということだ。

このように現代はプラスイオンの多い環境といえる。アメリカの発表では大気中のイオンバランスがこの百年で逆転しているようだ。20世紀初めにはプラスイオンとマイナスイオンの比が1:1.2であったが、現在は1.2:1という値だ。

このようなことから、積極的にマイナスイオンを取り入れる方向に、商品開発が活発化している感じである。

マイナスイオン空気清浄機やマイナスイオン扇風機は、高原の爽快さを部屋の中に引き込もうとするもので、リラックス出来る環境が得られ、体調もよくなるといった効果をねらっているようだ。


≪初秋の尾瀬≫


マイナスイオンドライヤーも出てきた。これを使うと髪のスタイリングが楽になり、しっとりと仕上がるそうだ。寝ぐせも起こりにくいということである。それには次のような理由が考えられている。
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