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天才発明家、ダ・ヴィンチ(2ページ目)

芸術家でもあり天才的発明家でもある、レオナルド・ダ・ヴィンチが今年は話題になりそうだ。イタリア年2001プロジェクトが開催されており、 ”ダ・ヴィンチとルネサンスの発明家たち展”や”イタリア 科学とテクノロジーの世界~ダ・ヴィンチ、ガリレオとその後継者たち~”がほぼ同時期に、7月から2ヶ月に渡って開催されているのだ。その発想の先進性は凄い!

執筆者:木村 勝己

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ルネサンス時代に多くの発明を創出してきたダ・ヴィンチであり、その発想の先進性と豊かさには驚くばかりであるが、その中で面白いと思った発明品のいくつかを、歴史と共に紹介したい。

フランス語で復興を意味する「ルネサンス」は、14世紀から16世紀にかけての、ヨーロッパ近代社会の幕開け示す代名詞となっている。これはイタリア北西部の都市国家であるフィレンツェで始まった。今日では、文芸復興と訳され、古代の学術や文化に立ち返ろうとする思想・文化運動の意味をもっている。

ご存知のように、、ルネサンスの三大発明は火薬、羅針盤、活版印刷とされている。活版印刷の発明者グーテンベルク(ドイツ)は、1455年活字を用いて聖書を刊行した。この時代、社会的には大航海時代であり、コロンブスの新大陸発見やヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見などがある。

そして、ルネサンスを語る上で欠かせない人物、それは大天才と称されるレオナルド・ダ・ヴィンチである。彼は、1452年4月15日、ヴィンチ村で生まれた。フィレンツェの西約32キロにある牧歌的風景ののどかな村である。ヴィンチの姓はヴィンチ村からとったものであり、"ダ"は出身をあらわす前置詞だそうだ。その万能に秀でた才能は絵画・彫刻・建築を始め、哲学・思想・科学といった所に遺憾無く発揮され、ルネサンス時代の代名詞的な存在になっている。

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