1週間タイプで、片面は空白のものを
1週間タイプのものにも多種あります。そのなかでも、能率手帳タイプが営業マンには適していると思っています。
リンク先を見てもらえればわかりますが、片面にスケジュール管理で、もう片面がスペースになっています。そして、各日のスケジュール管理のために、時間の目盛がふってあるタイプですね。
まず、片面がスペースになっているというのが重要。見開きの右側にもスケジュールを書くタイプのものがありますが、それよりもスペースがあったほうが良いです。このページに、その週におこなうべきToDoであったり、重要な用件であったり、今月の目標だったりを付箋紙で貼っておくのです。
書き込むのではなく付箋紙にしておけば、翌週に持ち越されたときも、ページをめくって貼りかえるだけで済みますし。
なんといっても、手帳でもっとも良く見ることになるページは、今週のスケジュールのページです。だから、このページ見開きに、よく目に付くようにしておきたいものをペタペタ貼っておくわけです。
家のなかで、一番目に付くところ(たとえば玄関の扉とか)に目標を大きく書いて貼っておいたりしますよね。その手帳版が、このページなのです。
能率手帳タイプの目盛りを活用する
能率手帳タイプの特徴である、『時間の目盛がふってある』というのもすごく良いです。理由は1週間を俯瞰して見やすいからです。
記入されたものをパッと見れば、今週の予定が詰まっているのかどうかがすぐわかります。
新しいアポイントを入れる際も、「あ、この日は比較的余裕あるな」とか、「今週はかなりハードだから、来週にしよう」とかが見えます。
また、記入が早いというのもポイント。時間の目盛りがふってあることで、自分で時間を書き込む必要がありません。これも、『小さな心理抵抗を取り除く』うえで重要ですね。
スケジュールを書き込むときのポイント
ここで、ポイントをひとつ。営業マンはアポイントのスケジュールを書き込むことが多いですよね。
アポイントでは、お客さんの住所・部署・名前・電話番号などを書き込むはず。
そうすると、ある程度小さい字を書かなくてはいけないはず。私は、この『小さい字を書く能力』は営業マンの手帳術には必須だと思っています。「小さい字って、アンタ。それくらいできるよ」とお思いでしょうが、まだまだな方が多い。
大きな字で書いてしまうと、ついついスペースがなくなって、電話番号を書くのを省略してしまったりする。そんなときに限って、電車のトラブルで連絡をとる必要ができたりするのだから厄介です。
そう考えると、手帳の字を小さく書けることも、リスク管理なんですよね。
(次回へ続く)
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