自分自身の強みを、しっかりと見つめてみませんか? |
後天的に身につけたのではない、明らかに先天的に持っているもの。そういうものがあるんですよね。
それはまさに、その人にとっての「強み」そのもの。今日はこの「強み」をテーマにお話ししたいと思います。
自分の強みに気付き、活かす
たとえば、若手芸人コンビ「麒麟」の川島明さん。漫才の冒頭、マイクに口元を寄せて、低い声で一言「麒麟です」というフレーズはM-1などではおなじみでしょう。彼の強みは、明らかに『ええ声(良い声)』でしょう。Googleで「川島 ええ声」で検索すると、なんと52100件ものサイトがひっかかります。彼自身もそれを自覚していて、漫才やソロでのネタで存分に活かしています。
滑らかなトーク技術ももちろんそうですが、それはおそらく後天的に鍛えたものでしょう。また彼の場合、そのええ声があるからこそ、滑らかなトーク技術も際立つのだと言えます。
私自身の話も少ししましょう。私の先天的な強みの1つは、姿勢です。自分では気付かなかったのですが、人から「姿勢いいですね」と言われる回数が半端なく多い。これはもう、完全に先天的なもの。姿勢を良くする努力をした覚えていないんですよね。
そして、姿勢が良いとパッと見がしっかりして見える。これはプレゼンテーションを指導する立場として、非常に得をしているなと自分でも思います。
では、あなたにとっての「ええ声」にあたるものは何でしょうか?次のページでそれを明らかにするステップをお話しします。