プレゼンテーション/プレゼンテーション力上達法

2つ上のプレゼンをするために(2ページ目)

人前で話すとき、あなたの心構えにあと2つ、アレとアレに気をつければ、飛躍的な伸びを示すかもしれません。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

プレゼンで、講演やセミナーのゴールを目指す

そして、講演はプレゼンのゴールを包括し、セミナーは講演のゴールを包括するというのが私の考えです。つまり、講演では情報伝達を当然のように行い、セミナーでは情報伝達もすれば聞き手の感情もゆさぶると。

ここまでを数式にするとこうです。

プレゼンのゴール = 情報伝達・意思決定を促す
講演のゴール   = プレゼンのゴール + 感情を揺さぶる
セミナーのゴール = 講演のゴール + 学ばせる

さて、ここで問題です

さて、ここで問題です。

私たちが講演やセミナーではなく、プレゼンを行う際に、セミナーのゴールを目指していはいけないという道理はあるでしょうか?

プレゼンにおいて、感情を揺さぶられたり学びの要素があるものと、そうでないものがあったら、どちらのほうが良いプレゼンだと思われるでしょうか?

聞くまでもありませんよね。当然、前者のほうです。前者のほうが、つよく印象にも残りますし、話し手への信頼感も高まります。私は、こうしたプレゼンテーション、情報伝達がなされるだけでなく、感情を揺り動かし、新たな学び・気付きを起こすようなプレゼンテーションを総じて「セミナー型プレゼンテーション」と呼んでいます。

あなたが普段おこなっているプレゼンは、普通のプレゼンですか? それとも、セミナー型のプレゼンですか?そして、あなたがこれからおこないたいプレゼンは、普通のプレゼンですか? それとも、セミナー型のプレゼンですか?
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