プレゼンテーション/効果的なプレゼンテーション

あがり症への対策を考える(2ページ目)

「自分はあがり症で困っている」そういう人は、結構多いもの。すごく困りますよね。同じ経験を持つガイドが自分のあがり症への考え方をお伝えします。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

聞き手の立場に立てばわかること

そう、あがることで、聞き手はそれほどネガティブな印象ばかりを持つわけではなかったのです。それどころか「がんばれ!」と応援してくれることも少なくないということに気付かされます。

聞き手の立場にいるときには当たり前に持つこうした感情ですが、一旦話し手にまわると、急に「緊張してはいけない……」と考えてしまうんですよね。でも、そうではないということです。

基本方針を押さえて、細部の対策を練る

「あがることは良いことである」このメッセージは、あがり症の方にとっては勇気付けられるメッセージだと思います。私自身がそうであったように。でも一方で、やはり「頭がまっ白になって、話すことが飛んでしまった」というところまで行くと支障をきたしてしまいます。

ある程度の緊張感は保ちながらも、それ以上の緊張ピークに持っていかない。それくらいがちょうど良いようです。次回は、一定ライン以上にあがってしまった緊張度を下げるための方法をお伝えしていきます。
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