立場が変われば観点が変わる
私たちはプレゼンをする際、ついつい自分目線から話を組み立ててしまいがちです。自分が経理部メンバーの立場だと「このシステムは使いやすく、仕事がスムーズに回るようになる」ということを中心に訴えてしまうのです。
でも、もうおわかりのとおり、それでは他の立場の人には効果的じゃないんですよね。コストパフォーマンスについて十分語る必要があるし、システムとしての信頼性についても触れておくことが望ましい。
例のようなシーンならばキーパーソンは社長でしょうから、特にコストパフォーマンスについては必須中の必須です。
こうした様々な立場の人間が会議に参加しているのならば、それぞれに対して適したポイントをアピールしてあげましょうということですね。
通したい思いがあるからこそ
「このシステムは私たちが待ち望んだものなんです! これが入ったら、私たちスタッフのためになるんです!」そんなアツいプレゼンテーションはある意味、心を打ちます。でも、そのアツさも空回りになっては意味がありません。
会議のシーンに限らず、自分の思いが強ければ強いほど、それをそのままの形で相手にぶつけたくなってくるものです。正直にいってしまいたくなります。
でも、そんなときこそ一息おいてみましょう。落ち着いて、相手目線になってみれば、ちょっと違う出方ができますよという1つの例になるかもしれませんね。