すべらない話はなぜ、すべらないのか? |
番組を見ていて、すごく感心するのは彼らのトーク力です。そもそも話の題材が面白いということはもちろんなのですが、それを100%活かしているのは、やはり彼らのトーク力あってこそ。「さすがプロ!」と舌を巻かずにはいられません。
「彼らのトーク力が自分にもあれば…」そんな風に思う方も少なくないでしょう。もしかしたら、あなたもその一人でしょうか? そこで今回は、すべらない話レギュラー陣のトーク技術に着目して「いかにして話をすべらせないか?」を見ていきたいと思います。
単刀直入?ロングトーク?
すべらない話でのトークは、大きく二つに分かれます。たった一言で落とす単刀直入型と、ありありと情景を描きながら長く話すロングトーク型。ほとんどのものはロングトーク型なのですが、たまに単刀直入型が混じってくるというイメージでしょうか?以前、次長課長の河本さんが「姉が○○なんです」の一言だけで爆笑を巻き起こしていたことがあります。たった一言で、すごい破壊力。ご覧になっていない方は○○が気になるとは思いますが、ここでは言えないのでビデオか何かで探してみてください。
たった一言でそれだけの破壊力がある場合は、長々とした情景描写は必要ないというケースですね。変にまわりくどくすると、間延びしてしまってインパクトが薄れてしまうということでしょう。いやぁ、非常に勉強になります。
次のページでは、単刀直入型で気をつけるべき注意ポイントについて。