名前をつける
本の中で、「これを田村家では○○と呼ぶ」といった表現が出て来ます。○○に何が当てはまるのかは、まだ本を読んでいない方のためにとっておきますが、こうしたネーミングをつけると受け手の記憶に残りやすくなります。ネーミングすることで、あるひとつの固有情報になりえるのですね。別の例で言えば、仮面ライダーなどもそうかも。ライダーキックは、ライダーキックという名前がついているからこそ、必殺技なのであって、そのネーミングがなければ、ただのキックなのです。名前をつけると重要度が増す典型的な例でしょう。
感情を2面に揺るがす
これは特に私の私見なのですが、受け手にもたらす感情が単純な「笑い」や「感動」ではなく、そうした感情が複雑に入り混じっていると、受け手に与える影響は大きい気がします。笑えるのに泣ける。この感情の両極端を押さえることが、受け手につよい衝撃を与えている気がします。これをプレゼンで実現するのは、かなり難しいことですけどね。
まだホームレス中学生を読んでいない方は、年末年始のお休みにでも読んでみてはいかがでしょうか?学べることは多いですよ!
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