3位:夢に日付を!
渡邉美樹社長の人生観と仕事観がつまった手帳術。ただの手帳術ではありません! |
時間術・仕事術の分野からは、渡邉美樹さん著の「夢に日付を!」です。私のお気に入りの一冊!渡邉美樹さんは、あの居食屋「和民」で有名なワタミ株式会社のCEO。最近はテレビなどでも見かける機会がありますよね。
一代でワタミを築き上げた渡邉社長が、自分のポリシーをこめて書いた一冊。その内容は書籍のタイトルにあるとおりです。「夢に日付をつけよう」!
書籍は手帳術という形態をとってはいますが、それだけで収まるものではありません。自分の時間、ひいては自分の人生をどのように使っていくのかという大きなテーマに対する提案です。読んだことがない方には、必ず読んで欲しい一冊。一緒に手帳も買い揃えればベターです。
2位:人生を変える80対20の法則
自分の時間をどのように投資すればよいかがわかる一冊。 |
仕事人としての戦略というテーマからは、「人生を変える80対20の法則」を選びました。これも古典的名著ですから、読んだ方も多いでしょう。
人生の戦略というと、すこし大げさな表現かもしれないですね。決して経営戦略についての難しい本ではないのですよ。ビジネスにおいて、何に注力することによって、時間効率的に結果に結び付けていくかを説いた一冊です。
パレートの法則という名でよく知られる法則。「結果の80%は、原因の20%がつくっている」というものを、ビジネスや人生に当てはめて解説しているのです。たとえば「利益の80%は20%の顧客がもたらす」なんていうのは、あなたも聞いたことがあるのでは?
一言でまとめるならば「物事の重要度は均一ではないのだから、まんべんなく手をつけるのではなく、価値ある20%に集中しよう」ということです。5位でご紹介した「レバレッジ・リーディング」のレバレッジと共通した考え方ですね。