プレゼンテーション/プレゼンテーション力上達法

上手なプレゼン術をこっそり人から盗み取る(2ページ目)

プレゼンを学ぶのも、独学では伸びも遅い。人から学びたいところですが、どうやってよいものやら?いかにして、他人のスキルを自分のものにするか。その方法をご紹介。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

他人のプレゼンから学ぶポイント

他人のプレゼンから学ぶべきポイントは数多くあります。

・話の装飾を学ぶ
・プレゼンの展開を学ぶ
・(営業資料・説明資料など)ビジュアル化を学ぶ

などなど。

それも当然大切なのですが、そういった言葉にしやすいことだけではありません。上記のようなものは、例えば本などでも学べること。それだけだともったいない。それ以上に学びたいのは、肌感覚にも似たものです。

ちょっと、例を示してみますね。私が、ある式場で説明を受けていたときのこと。「式場いかがでしたか?気に入っていただけたのであれば、すぐに」みたいな感じで、かなり強いクロージングを受けました。自分が営業の立場ならばやらないな~というくらい強引なクロージング。

でも、実際にそれをされてみて、それほど嫌ではなかったんです。それで、「あ、このくらいの強引さはお客の立場でいうとOKなんだな」と感じたのでした。

さじ加減は実体験からしか学べない

たとえば上記はクロージングの強さといったものを例に挙げたもの。
「クロージングが強引になりすぎると、お客は逃げてしまう」
「クロージングが弱すぎると、お客は決断できない」
こういったことは、言葉で伝えることができます。本で学べます。

ですが、「じゃあ、どれくらいの強さならば適切か?」といったこと、さじ加減は言葉で伝えることは非常に困難です。そうしたことは、プレゼンをする立場にいるだけでは、なかなかつかめない。自分がプレゼンをされる側、もしくは客観的第三者の立場で感じ取ることが一番の近道なんですね。

 


■関連サイト

◆「営業力がUPするプレゼン術」
   ガイド野村の著書。プレゼンの総合力アップに。

◆コラム「『うるぐす』に見るプレゼン術」
   営業・セールスの仕事より。テレビからプレゼンを学んだ例です。

【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でプレゼンテーション関連の書籍を見るAmazon でプレゼンテーションの書籍を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます