心のスキが生まれる瞬間
■気持ちの緩みと甘え
一言で言うと、故意的なイジメでのセクハラでない限り、スキのある人が被害に遭います。職場で色気を出すこともスキですが、色気を出していなくても気持ちに緩みが出たときに、スキがある状態になります。
忙しそうに動き回っている人に質問しようとしても声をかけにくいものですが、暇そうにしている人には声をかけやすいものです。時間的に暇ができればそこにスキが生まれます。気持ちが緩めばスキが出るのです。気持ちの緩みとは仕事に対する真剣さが薄らいでいる時です。
■どういうときにスキがでるの?
「スキ」ができた瞬間、お財布を落としてしまったり、待ち合わせ時間に遅れたり、とロクな事しか起きないというのが世の常。悩み事があればその周りでグルグル回るよりも、誰かに相談するなど前向きに対処していくと未来が見えてきます |
誰もが嫌なことが起きれば腐りたくなるものです。その時、自分一人だけ腐らずに前向きに改善策を考えていけたら、周囲からは信用できる人と映ります。
■でも、誰だって嫌なことが起きたら腐らない?
大切な事は、悪いことはみんながやっていてもやらないことです。良いことはみんながやっていないことでもやることが大切です。全て、気持ちの持ちようで行動は変えられるのです。
仕事に不満があれば、改善策を必死に考えれば良いのです。彼にフラれたなら“こんなイイ女のことが分からない男なら、将来苦労するから今のうちに別れてよかった”と思うように努力しましょう。やりたいことが見つからないなら、片っぱしからやれそうな事を試してみるのです。仕事で失敗したら原因と危機管理の甘かったところを徹底的に追求し改善策を見つけて、失敗は悔しく思って初めて成功の元となると自分に言い聞かせるのです。同期が抜擢人事で出世したら、どうやってその人が認められたかを追求してできることから真似てみる、などいくらでも努力をすることができます。
■スキをみせない
物事に真剣に取り組むとまず「目」が輝いてきます。その時の目は、「色っぽい潤んだ目」や「流し目」とは異なります。目が輝くと凛としたオーラが漂い、高いエネルギーレベルで良い結果が生まれます |
勤務中にスキを見せないためには、仕事に夢中になって取り組み、凛とした姿でいる事です。それには、色気力を身につけることで凛とした動きをするようになるのです。
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