さっさと相手に振られなさい!相手の「ノー」を引き出すことから始める交渉術「もし別れたいなら、遠慮なくそう言ってください」「もし断りたいなら、はっきりと言ってください」あなたから、こんな質問を相手の女性や見込み客にさっさと聞いてしまうのです。つまり、相手に「別れたい」と答えるよう促すのです。「そんなこと、怖くて聞けないですよ」と思うかもしれません。でも、というより、だからこそさっさとこちらから聞いてしまうのです。相手に振られる・断られることを恐れてビクビクしている状態では、恋愛も仕事もうまくいくわけがありません。相手もそんなあなたをみくびったり、もしくは気を使ったりして、本当のことを話してくれません。ズルズルと表面的な付き合いや話し合いが続くだけです。「断りたいなら断ってください」とあなたから促すことが、そんな表面的な関係を打ち壊します。あなたの問いに、相手は断るかもしれません。もちろん、「付き合いたい」「取引したい」という答えが返ってくる場合もあるでしょう。どちらでもOKです。あなたが問いかけることで、確実に相手との関係は近くなります。あなたに合う女性・お客は必ずいる!その上で大事なのは、「あなたがどうしたいか?」です。相手が断っても、それでもあなたは付き合いたいと思うかもしれません。それもいいでしょう。相手の「ノー」を聞いたあとのあなたは、ズルズルと関係を続けていたあなたとは違って、腹が据わり、たとえダメになっても愚痴や後悔をすることはないでしょう。ただお勧めは、いったん相手と離れることです。この世は広く、彼女以外の女性、その営業先以外の見込み客はたくさんいます。「別れは新たな出会いの始まりだ!」と喜んで、広い世界に目を向けてみましょう。そんなあなたは必ず、自分に合う女性やお客と出会うに違いありません。 さらには、あなたを振った女性や断ったお客がまた戻ってくるかもしれません。「別れ上手」になって、新たな出会いを探しましょう!【参考書籍】■『コーチング・バイブル』(ローラ ウィットワース/フィル サンダール/ヘンリー キムジーハウス著 CTIジャパン訳 東洋経済新報社) ■『交渉は「ノー!」から始めよ―狡猾なトラに食われないための33の鉄則』(ジム キャンプ著 池村千秋訳 ダイヤモンド社) 【関連サイト】■「部下との“馴れ合い関係”から抜け出そう!」【編集部おすすめの購入サイト】Amazonでコーチング関連の書籍をチェック!楽天市場でコーチング関連の書籍をチェック!前のページへ123※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。