「遠くをボォーと眺める」龍馬のポーズを取る身体を動かせば心が動くもっともっと龍馬になりたい人は、自分に問いかけるだけではなく、龍馬のポーズを取ってみてください。龍馬のポーズの特徴は「遠くをボォーと眺める」ところ。単に「近眼だったから」とも言われていますが、このポーズを実際にとってみてください。先ほどの質問・「一段上からは? 一歩先には? 一回り大きくしたら?」が、しっくりきませんか?「ポーズなんて…」と思われるかもしれませんが、実際にやってみると、気持ちが変わり、思考が変わってくることを実感するでしょう。ポーズの重要性と言えば、右上をご覧ください。これは昨年夏に発売されて90万部を超えるベストセラーになった『キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法』(上大岡トメ著 幻冬舎)の表紙。この本は5分間で簡単に自分を変えられる60の方法をイラスト入りで紹介していますが、そのうちの一つが表紙に描かれているポーズを取る方法です。「コブシはギュッと握ってまっすぐ上へ」などの指示に従ってポーズを取ると、元気が出てくるという仕掛けです。確かにこのポーズを取りながら落ち込むことはなかなかできませんよね。龍馬の「遠くをボォーと眺める」ポーズをとれば、枠にとらわれて悩むことはなかなかできません。ポーズも取り入れながら、どんどん龍馬になってみましょう。日本初のハネムーン。女性にモテた龍馬の気配り龍馬は薩長同盟を成立させるといった政治活動のほか、日本最初の商社といわれる「亀山社中」(後の海援隊)を設立し、ビジネスの世界でも活躍していました。まさに、デキる男だったわけですが、その周りにはいつも女性の姿がありました。江戸で修行した千葉道場の娘「佐那」、京都の旅籠・寺田屋の女将「お登勢」。そして、その寺田屋で龍馬の命を救い、後に結婚した「おりょう」など。龍馬のスケールの大きい思考・行動が女性の心を引き付けたのでしょう。さらには、女性への気配りも細やかでした。おりょうとは、日本で初めてともいわれる新婚旅行に出かけています。幕府と長州の戦いが激しさを増している中、西郷隆盛の招きで薩摩に出かけ、温泉や山登りを楽しんだといいます。このあたりの余裕も、龍馬ならではのものかもしれません。「一段上からは? 一歩先には? 一回り大きくしたら?」「もし自分が龍馬だったら、どうだろう?」と、自分に問いかけつつ、「遠くをボォーと眺める」ポーズを取って、仕事もデキて、女性にモテるビジネスマン、“現代の龍馬を目指しましょう!【関連サイト】■「コーチングの基礎を学ぶ1:聴く・傾聴」■「プライベートにコーチングを活用する」 【編集部おすすめの購入サイト】Amazonでコーチング関連の書籍をチェック!楽天市場でコーチング関連の書籍をチェック!前のページへ1234※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。