相手に迫るアピール術
▲「単に落ち着きがないだけです(笑)」乙部さんの活動的な日常はブログに書かれている |
この方法で外資系エアラインの面接を受けたら、その場で「お給料はいくらほしい?」「いつから働けるの?」って言われました。あのときは、ホントに「やった~!!」って思いましたね(笑)
―――(乙部さんの面接術を聞いて)それはグッときますね。広報術の一端を見た気がしますよ。ところでその当時、広報をやりたいと思っていたのはなぜですか?
乙部:私は「広報とは自分で企画したり、人と接して何かを生み出す仕事」だと考えていましたから、いいイメージの仕事だと思っていたことと、広報の方が秘書よりたくさん動けると思ったからです。
―――確かに秘書はデスクワークが多いですよね。動きたいということは、以前何かスポーツなどやっていたのですか?
乙部:いいえ。単に落ち着きがないだけです(笑)
やりたい仕事ができるなら、会社はどこでも構わない
―――ライブドア以外の会社で、広報になろうとは思いませんでしたか?乙部:やりたい仕事ができるなら、会社はどこでも構いません。私が以前、日系の会社から外資系に転職したとき、全く違うカラーの会社でも楽しく仕事ができました。
―――職種を変える転職は難しいとされています。乙部さんのようにそれを見事にやってのけるにはどうすればよいのでしょうか?
乙部:努力すれば出来ない仕事というのは、そうないと思うんです。例えば私が明日から「営業をやれ」と言われたら、私はできると思います。その仕事が嫌いでもない限り、ある程度の異職種転職は可能ではないでしょうか?
―――次回へ続く
今後のアップ予定
・第2回 5月23日月曜日 日本一有名な広報担当者「広報担当の使命とは?」
・第3回 5月26日木曜日 乙部綾子さん「ライブドア、文具は個人負担?」
・第4回 5月30日月曜日 今だから話せる「ニッポン放送の舞台裏」
プロフィール
広報宣伝グループ アシスタントマネージャー
76年生まれ。96年3月短大英文学科卒業。同年2月日系航空会社に客室乗務員として入社。約3年勤務して、外資系航空会社に転職、約1年勤務。その後、高級レストランのレセプショニスト、派遣にて秘書アシスタント業務で就業。2002年10月ライブドア入社、社長室 広報宣伝グループ配属。03年1月よりアシスタントマネージャーに昇進。ブログ『ライブドア広報・乙部綾子のお仕事日記』更新中。『私のポジティブ仕事術40のヒント』(双葉社)。
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