マンション購入術/マンション購入関連情報

子供の進学時はどっちが得?住居購入VS賃貸

いよいよ受験シーズン到来です。この時期、はじめて家を離れる息子や娘さんの住宅問題をどうしよう?と頭を悩ませている親御さんも多いのではないでしょうか?賃貸だけでなく購入も視野にいれて検討してみては?

千葉 由里

執筆者:千葉 由里

マンションの買い替え・売却ガイド

いよいよ受験シーズン到来です。この時期、はじめて家を離れる息子や娘さんの住宅問題をどうしよう?と頭を悩ませている親御さんも多いのではないでしょうか?
ごく一般的には、学校近くにアパートやマンションを賃貸で借りて、というパターンが大半かと思いますが、なかには、経済的側面と、今後の資産価値的側面を考えて、地方に居ながらして首都圏のマンションの購入に踏み切る、という例も少なからず見受けられます。そして、それらは、売却タイミングを見計らうことにより、実は結果的に成功を収めているケースも少なくありません。
今回は、実際にあった2つのケースを紹介したいと思います。

姉妹が同時に東京の大学に進学、2LDKのマンションを購入

2LDKで姉妹2人暮らし東京近郊の人気の立地で1人分の負担はたった4万円

まだバブル前の1986年の話です。九州で会社を営むS氏は、娘が2人揃って上京することが決定した際、両方にとって通学の便が良い中央線の駅徒歩3分の商店街近くに、2000万円弱ほどでコンパクトな2LDKのマンションを購入しました。
当初はもちろん賃貸物件で、娘2人分を別々に探していましたが、一緒に住まわせたほうが何かと安心なのと、賃貸物件をいろいろ見学し、分譲も合わせて見た結果、オートロックなどのセキュリティ面などを考えると、分譲物件のほうがスペック的に高いと判断したからでした。
それと、購入しても月々の支払いはローン、固定資産税、管理費その他をあわせ月8万円程度。同じ立地で2部屋借りると、管理費あわせ10万円はゆうに超えてしまいます。経済的側面も考え合わせたのと、上京した際に、2人の娘を一括して尋ねられる、という親としての利便性もあったようです。

2人の就職が決まり無事に売却へ

それから4年後には2人とも就職が決まり、妹は会社の寮に入り、姉は会社が借り上げた賃貸マンションに入居することになりました。それが90年の3月末。時はバブル絶頂期。娘2人が退去した中古マンションを市場に出すと、価格は購入時の3倍近くに跳ね上がっていました。
最終的に売却した結果、娘2人の住居代がすべて回収できただけでなく、プラスアルファの老後の資金までできたというおまけ付きでした。
これはバブル時代の特殊な例かもしれませんが、つい昨今でも、せめて在学中の住居費を少しでも浮かす、というレベルの例はあるようです。

次のページでは最近の例を紹介します。
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