パタゴニア(ラ・パンパ州、ネウケン州、リオ・ネグロ州、チュブト州、サンタ・クルス州、ティエラ・デル・フエゴ州)
ペリト・モレノ氷河を見れば、誰もが自然の脅威を感じるはず 写真提供:アルゼンチン共和国大使館
■バリローチェ
バリローチェで美しい風景と美味しい空気を満喫したい 写真提供:www.argentina.travel
■バルデス半島
パタゴニアのもうひとつの代名詞が、バルデス半島。大西洋に突き出した小さな半島は、ペンギン、ゾウアザラシ、グアナコなど動物たちの天国。運がよければ、海辺でクジラやシャチに出会うことも出来るでしょう。
■ロス・グラシアレス国立公園
パタゴニアの象徴といえば、なんといってもロス・グラシアレス国立公園。南極、グリーンランドに次ぐ世界第三位の大氷原をもつパタゴニアの、雄大な景色が広がります。ここには47もの氷河がありますが、ペリト・モレノ氷河は最も人気のスポット。轟音とともに水色の巨大な氷の塊が海に落ちる様子は、自然の驚異を思い知らされるはず。また、標高3375mのフィッツ・ロイ山へのトレッキングも楽しめます。
■ティエラ・デル・フエゴ
南米大陸が途切れたところに位置するフエゴ島。この島は、チリとアルゼンチンの国境で分断されており、まさに南の果てという雰囲気です。「世界最南端の町」として知られるのが、ウシュアイア。オタリア(アシカ)やペンギンに会いに行くビーグル水道のクルーズや、「世界の果て」号という蒸気機関車で荒涼とした土地を眺めることも出来ます。
そして、南極へのツアーもウシュアイアからたくさん出ています。ちょっとした冒険気分を味わえますが、防寒対策は入念にしましょう。なお、日本人が南極に入るには届け出が必要ですので、ツアーに参加するなら旅行会社などで確認してみてください。