アルゼンチンのエリアガイド(4ページ目)

クージョ（ラ・リオハ州、サン・フアン州、メンドーサ州、サン・ルイス州）

アンデス山脈および南米の最高峰である標高6959mのアコンカグア山。ここを中心とした地域が、クージョと呼ばれる地域です。なんといっても、このあたりはアルゼンチンワインの名産地。山とワインが好きな人には憧れの場所なのです。

■メンドーサ
アコンカグア山の麓にある町がメンドーサ。登山に訪れる人も多いのですが、何よりワインの名産地ということで世界的にも有名です。近辺にはボデガ（ワイナリー）がたくさんあり、気軽に見学できるため観光客にも大人気。ワイン大国アルゼンチンならではの観光名所といえるでしょう。ただし、くれぐれも試飲のしすぎにはご注意を。アンデス山脈の雪景色を見ながら、チリの首都サンティアゴへ行くルートの起点でもあります。

■タランパージャ国立公園とイシワラスト州立公園
メンドーサと並ぶ観光スポットが、世界遺産に認定された二つの広大な公園です。タランパージャ国立公園には、高さ150mもあるオレンジ色の断崖絶壁が何キロにも渡って続く大峡谷があり、自然の神秘に驚かされるはず。また、通称「月の谷」といわれるイシチグアラスト州立公園は、恐竜の化石が数多く発掘されており、考古学的にも重要なエリアです。