注文住宅/家づくりのイメージづくり・アイデア

犬の気持ちがわかる家づくり(2ページ目)

核家族、高齢社会になった今、犬はペットとして重要なコミュニケーションの役割を果たしています。あなたは犬とどんな関係をつくりどんな暮らしを希望していますか?家族にも犬にも快適な暮らしを目指しましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

犬の意外な行動

犬は自分の行動やしぐさを通して、飼い主にさまざまなメッセージを送ります。そして、ひとりぼっちが大嫌いな犬は、飼い主が戻ってくるとうれしくて「うれション(うれしくておしっこをもらしてしまうこと)」をしてしまう場合もあります。室内犬を飼っていく上で1番気を使うのがウンチとオシッコです。このしつけが大切だということは言うまでもありませんが、「うれション」をすぐに直すというのは難しいものです。そこで・・・

犬にも人間にも利用できるインナーテラスをリビングの一隅に設けることはどうでしょうか!!

■普段はサンルームのように雨の日の洗濯物干し場に利用。床がタイル貼りなので観葉植物を置いて水をかけても大丈夫です。

■リビングから一段下げて床の仕上げをタイルにし、外のテラスも同じタイルに。 間仕切りを大きな引戸にすることで、内と外の一体感を図ることができます。


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犬に留守番をさせた時には、インナーテラスから入るように訓練をしておきましょう。これで、もしも「うれション」をしてしまっても大丈夫です。




犬と生活するということ

犬が臭いを感じとる鼻の部分の総面積は人間の37倍と言われ、異臭をかぎつけてくれます。また、犬は真夜中に異常な音を聞き出す能力も高いのです。もちろん犬種によって差はありますが、この行動は防犯にもつながります。

今後、ますます高齢化社会や一人住まいが多くなる日本社会に対して、犬はもちろん、他のペットも重要な役割を果たすことになるでしょう。大切なのはペットのストレスを減らし、人間とペットの共生関係をつくりあげることです。これは当然、近隣に対してのモラルも含まれます。そしてペットは今後、ますます家族のコミュニケーションを豊かにしてくれるでしょう。ペットと住まいの関係を考慮しながら、快適な環境で飼育していくことが大切です。


・・・これだけは読んでおきたい家づくり講座・・・
「満足する一戸建てをつくるには」第1回:土地を手に入れる!どこに頼む?
「満足する一戸建てをつくるには」第2回:あなたの土地に地耐力はある?
「満足する一戸建てをつくるには」第3回:構造・工法の特徴を知る!
「満足する一戸建てをつくるには」第4回:磯野家に学ぶ“現代の間取り術”
「満足する一戸建てをつくるには」第5回:設計図面ってどう見るの?
「満足する一戸建てをつくるには」第6回:建物の総費用どうなっているの?
「満足する一戸建てをつくるには」第7回:工事段階別“現場チェック法”
「満足する一戸建てをつくるには」第8回:施主も参加する家づくりの儀式
「満足する一戸建てをつくるには」第9回:追加・仕様変更はいつまでOK?
「満足する一戸建てをつくるには」第10回:耐震性のポイントは壁にあり
「満足する一戸建てをつくるには」第11回:外断熱・内断熱どっちがいい?
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