豊かな住まいに欠かせないもの
プロにコーディネートされたマンションのモデルルームは、新居のインテリアイメージを固める過程で非常に参考になる。それは、大型家具や造作オプションはもちろん、雑貨小物や大小様々なインテリアグリーンの選び方や飾り方においても言える事。センス良くモデルルームのように新居を彩るには、どこにどのようなグリーンを配置すれば良いのだろうか。そこで専門店『ガーデンアイランド』を尋ねてみた。リビングをラグジュアリーに
右手前がフィカス ウンベラータ。わずかに波打つ葉模様が優雅な印象を与える |
まずはリビング用について。来客を迎えたり、寛ぎの空間でもあるリビングを飾るグリーンは、ラグジュアリーな雰囲気を壊さずに「オブジェ感」のあるものを選びたい。大きさは、部屋に差し込む光が上部の葉まで届くように160~180cm程度の高さのものが理想。最近の人気樹は、
■フィカス ウンベラータ
曲線の幹は空間にナチュラルな雰囲気を生むだけでなく、その樹形はアートさながら楽しめる。大きく広い葉っぱも品があり、モダンテイストとの相性も良い。近年一番の人気商品だ。
■ドラセナ コンシンネ
リビング用の定番商品。
■フィカス ウィルデマニアーナ
■ストレリチア(極楽鳥花)
モデルルームで膨らむ新居のイメージ
パーセノシッサス シュガーバイン。葉の形が可愛らしく、最近のヒットアイテムになっている |
モデルルームを単にハコとしてチェックしているのではなく、「いかに心地良い空間に仕上げるか」そのヒントを得る場所として見学しているのが良くわかる。ちなみに水周りに適した植物で代表的なものは、
■パーセノシッサス シュガーバイン
5枚葉のツル性植物。比較的耐陰性があり成長も楽しめる。
■アイビー
定番中の定番。
さらに、植物だけでなく「鉢の売れ行きがインテリアのトレンドを顕著に表す」という。
次ページ へ