M:「来店した途端、他のサロンの批判を延々と……」
気持ちが構えてしまっていると、筋肉も緊張してしまいます。リラックス上手になって最大限の効果を引き出しましょう! |
ガイド:萎縮しちゃう?
M:そうですね。このお客様にイレギュラーなことして、いろいろ言われたりしたくないな、って。
ガイド:無難に終わらせたいな、って。
M:そうなんですよ。
U:人から聞いた話を鵜呑みにして損をしているなって思うお客様も結構いらっしゃいます。「この前ここに来た人がやってもらったのと、違う」と言われてびっくりしたんですが、結局よくよく話を聞いてみたら、メニューが全然違っていて……。どなたがおっしゃってたんですかーって……酷いときだと、違うサロンの話をここだと思い込んでいたりする方もいらっしゃいましたから。
ガイド:人の評判に惑わされすぎ?しかもサロン違い(笑)
U:高いお金を払っているんだから、失敗したくないって気持ちはよくわかるんです。でも真剣に取り組もうとしている、目の前のエステティシャンを素直に見ていただけなくなるのは残念ですよね。
M:ホームケアの話をすると、かまえちゃうお客様ていませんか? 「あの化粧品はこのお客様に合う」と思って薦めても、ロコツに嫌な顔をされて、そのあとはもうどんなお話もシャットアウト。
ガイド:やっぱり営業だけが主体のサロンの影響でしょうねぇ……。
E:エステに悪いイメージのある方って、化粧品の話をするだけで黙っちゃう。それまでにこやかに話していても、もうだめ。「ああ、言わなきゃよかった~」って思います。
サロンから受けたどぎつい営業による苦い思い出や、自己主張からサロンとの心の壁を作ってしまい、結果損をしているユーザーは案外多いよう。なるべく自然体で過ごしたほうが、エステティシャンの熱意やサロンの実力を100%以上引き出すことができるのは間違いなさそうです。
E:「効果が無いって、施術最中に怒られたこともありますよ」
ガイド:確かに化粧品を薦められると、「高いもの買わされたら嫌だ!」と思う方も多いみたいですね。M:でもそういうお客様に限って要望がすっごく多いんですよね。
ガイド:というと?
M:エステって、大体定期的にいらっしゃる方で月に一回前後じゃないですか。そのたった一回で小顔になりたい、ニキビを直したい、美白したい、全部一度になんて絶対に無理。基本的に、なりたい自分になるためにはきちんとホームケアをしないとだめなんですよってご説明しても、「私は面倒臭がり屋だから、ここに来るだけで綺麗になれると思っちゃうんです!」って言われてしまうと……。
ガイド:じゃあ「ホームケア代わりに毎日来て」って言いたくなりません?
3人:(爆笑)
E:フェイシャルの後、「一回で結果が出るって言ったのに、分からないんだけど!」って、施術最中に怒られたこともありますよ。私たちから見ればすごく結果が出ているんですが。
ガイド:そういう時ってどうしてます?
E:「この角度から見てください」って、言い聞かせてます。
M:実は、普段ご自分の顔をじっくり見ていらっしゃらない方ほど、変化に気づかないんです。でもご自身には確固たる目標があって「この芸能人みたいになりたい」とか。
ガイド:元と目標に格差がありすぎる?
M:それはいえませんけど(笑)
ガイド:それなら整形外科に行けと。
3人:(苦笑)
E:さすがにそうは思いませんけど、やっぱり肉付きとか老廃物の溜まり方とか個人差があるじゃないですか。
M:骨格の差もありますよね。
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