■■各種低温サウナは余裕をもってゆっくりと■■

さて、このあたりでスパを出て、8階9階の『ヒーリングバーデ』に移動しましょう。この『ヒーリングバーデ』はバリやドイツ、韓国の『癒し』の要素を融合させた空間で、温度帯の違うサウナが数種あり、男女一緒に楽しめる健康増進ストレス発散のゾーンなのだとか。利用には300円かかります。さあ、専用ウェアに着替えてレッツ・ゴー。
6階のスパから階段を上がると、まずは7階に『ランデブーデッキ』があります。ここで男女が落ち合い一緒に8階の『ヒーリングバーデ』へという寸法。ここでも、絶叫マシーンに乗る人たちの姿を眺めることが出来ます。
『ヒーリングバーデ』へ行く時のミニ注意はリネンの入ったバッグを持ち込まないこと。フロントはあっても預ける場所がないので邪魔なだけです。タオルを首に巻いておっさん気分でいくしかありません。細かいところの設計がまだイマイチのように思います。

で、南の島のリゾート地のようなつくりの2階建てのバーデ内部は、どこを歩いても床が暖かくとっても心地いい。ひととおり歩いて眺めた後、4つ(うちひとつは女性専用)のサウナへ入りましょう。まずは女性専用の『紅倩洞』(50度)に。暖かい床に寝転ぶと、良性酸素、天然イオンを体に取り込めるらしく、リラックスできますし、みんな静かに寝転んでいるので心も休まります。ただ、混んでいるので気持ちよさそうな枕を使用するのは待たないとダメ。といっても、我々が順番待ちしていると、あとから来たおばちゃん二人がバタバタと横入りしてきてあっという間にとられてしまいました。ま、でも、天然イオンで心はやわらくなっているからでしょうか、あまり腹は立ちません。おばちゃんたちにも早く効き目があらわれるといいですね。
続いて『蒼海洞』(40度)は波動エネルギーやマイナスイオン、遠赤外線で細胞の働きを活発にします。深海のような青い色の内部は落ち着きますし、流行りのトルマリンの効果も期待したいところです。温度が低いのでゆっくりできますが、おしゃべりの声がうるさいのは何の効果なのでしょう。
今度は隣りの『黄土房』(45度)へ。マイナスイオンや遠赤外線のほか、カタラーゼという成分が活性酸素を分解し老化防止や解毒作用をもたらしてくれるそう。ここも横になって暖かい床に寝転びますが、あまりの気持ちよさで、みんなちょっとやそっとでは動きませんから、なかなか枕が自分のものにはなりません。
ちょっと離れたところにあるのが『珪薫房』(58度)。セイント鉱石が有害な電磁波を除去したり保湿殺菌の効果を与えてくれます。白い衣装で電磁波を避けるよりずっと効果があるように思えますが、いかがなものでしょう。
もうひとつサウナではないけど、有害物質を吸着してくれる『麦飯石』の床がぽかぽか暖かい休憩コーナー『てん泉房』も、クッション枕があって、男女で横になれて気持ちいいですし、タイ古式マッサージ『テラワン』(予約は5階か6階でしかできません)もちょっぴり怪しいムードで惹かれます。
利用ガイドには、低温でもかなりの発汗量なので水分をたっぷりとって下さいとアドバイスが書いてありますし、実際とても喉が乾くのでミネラルウォーター(小ビン180円)が欲しくなりますが、そんなときは『バーデカフェ』でいろんな飲み物や軽食を買うことが出来ます。もちろんキャッシュレスでリストバンドのナンバーだけで購入可能。とても便利ですが、便利ゆえにどんどん買ってしまうという、経営上の巧みなトラップにはまりこんでしまいそう。ちょっとは気を引き締めないとね。
利用ガイドには書かれていませんが、タイ古式マッサージの横には電動のマッサージ機が数台おいてあります。たぶん料金がいるものです。ほかには室内外にデッキチェアがあり眺めもよく気持ちよさそうですが、混んでいるとなかなか席はありませんし、二つあるプールは優雅な気分を盛り上げてくれますが、泳げませんので注意です。ともかくここは時間をたっぷりとってゆっくり休むのが最もおすすめの利用法です。