5位 ピビム冷麺 (韓国)ご存知、韓国の代表的な麺といえば冷麺。なかでも、今回ご紹介をするのは、見ためが真っ赤のピビム冷麺だ。(提供されるときは真っ赤なタレは麺に絡んでいないことが多い)赤い色の正体は粉唐辛子。いかにも辛そうに感じるけれど、食べると意外や意外。辛さのなかにも甘みがあり、あとから牛スープと香味野菜の旨みがじんわりと。それもそのはず、唐辛子は甘みのある韓国産を使い、玉ねぎやにんにく、ごま油などで香りづけ。辛さのなかにも甘さと旨みをしっかりときかせているので、ひと口ごとに旨みが増す。好みで酢をかければ、さらにエッジのきいた味わいに。辛子をくわえても美味。ピビム麺のおすすめ店>■オジャンドン■母心卿チョンギワ本館<関連記事>■韓国の冷麺、あなたはどちらが好み?■ピビム冷麺のレシピ4位 クイッティアオ へーン(タイ)タイの麺といったら、やっぱりスープ麺でしょう!というかた、ちょっと待った!タイにも汁なし麺があるんですよ。ワタシは日本のタイレストランで腕をふるっていた、タイ東北地方出身の女性のもとで働き、料理を習っていたことがあるのだが、そのときのまかない料理で多く登場したのが、この汁なし麺。調味料のバランスさえおさえれば、調理は簡単だし、自分好みに味を調整できるし、胃にするするっとおさまるしで、何度食べても飽きないその味に、日を追うごとに魅了されてしまったワタシ。食べ進むごとに旨さが増すところが気に入り、いまではスープ麺よりも好きになってしまったほどだ。この麺は基本的に辛くありません。店によって味はさまざまなのだが、ゆでたての米麺(または中華麺)ににんにく油などの油を絡め(こうすることで、食べるときに麺がくっつかず食べやすいのです。また香りをプラスするという効果も)、ほんのり甘みのある醤油系の味で調味。あとは、白身魚の練り物やエビ、チャーシュー、もやし、ピーナツなどの具材をのせたら完成。食べるときは、卓上にあるナンプラー、粉唐辛子、酢(唐辛子入り)、砂糖に、ライム(またはレモン)をぎゅっと搾り、よーくかき混ぜたら、いざ口へ。タイの屋台の味をお楽しみください。<クイッティアオ へーンのおすすめ店>■タニキッチン■タイ亭オープン当初、料理を教わったタイ人女性に薦められ、よく一緒に通った店。汁なし麺は食べていてワクワクするほどタイの屋台テイストで、ワイルドな印象。日によっては、あれ?と思うときもあるけれど、基本的にはオススメ。<関連記事>■クイッティアオ・ヘン(タイの汁なし麺)のレシピ■タイの麺料理の頼み方前のページへ1234次のページへ