ルンガモ（旧店名リスタ・ジョルジョ・ピンキオーリ）(2ページ目)

最高の料理に、最上のワイン

それでは、土・日・祝限定のランチコース（MENU DEL PRANZO）から御紹介。

・魚貝と春野菜のサラダ仕立て

Insalata di frutti di mare con verdure primaverili

アンティパストは、天使の海老を使ったフリットと、春野菜と魚貝を多用したサラダの2種類。

フリットのほうは、パンとトマトのソースを使ったパッパポモドーロと、バジルソースが添えられてあり、2種類のソースから生み出させれる風味のインパクトは抜群！　同時にフリット自体もサックサク食感で軽めに仕上げられているので、海老の旨味を引き出しつつ、ローカロリーでヘルシーな一品となっています。

そしてもう一品は、写真右手前の「魚貝&サラダ」達。生の白アスパラ（千葉産）、緑アスパラ、ムール貝、ラディッシュ、帆立、サヤインゲン等々、盛り沢山のサラダ！　採りたてフレッシュ感弾ける質と鮮度で、とにかく甘い！　そして、これら野菜達を穏やかな酸味のレモン&ケッパーの泡と共にいただくと、初夏には嬉しい清涼感のあるテイストが加味され、まるで甘美なフルーツを食べているかのよう。

・手打ちスパゲッティ　春キャベツとアンチョビ　ボッタルガと共に

Spaghetti alla chitarra con cavolo novello, acciughe e bottarga

パスタ料理は、もちろん手打ち！　この日はキタッラでしたが、そのルックスの鮮やかなこと！　上から「ボッタルガ」と「香草パン粉」が振り掛けられており、黄色いキタッラと合わさることで、何とも華やかで美しい逸品に。尚、パスタの麺が黄色っぽいのは、卵を多めに使っているためで、このイタリアらしい鮮やかなルックスが、初夏のイメージにピッタリ。

味わい的には、ボッタルガ&パン粉のサクサク感と、春キャベツのシャリシャリ感、それにオイルベースパスタのテイストが混ざり合い、食感によるコントラストが、食べていて愉しいアクセントとなっていましたね。