・サザエの壺焼き サザエの壺焼き 七輪に乗って供されたのは、「ホタルイカ」「百合根」「白キクラゲ」を盛り込んだ「サザエ」の壺焼き。貝殻部分には青海苔で化粧が施されており、磯を感じさせる彩り。時間が経ってくると、ふつふつと沸いてくる葛でとろみを付けた出汁が、「ホタルイカ」に染み込んでいき旨味を一層膨らませます。 ・お向こう 「向付」 「向附」は瀬戸内の「鯛」と、間人の「さより」。それに「岩海苔&海草」の三種盛り。中でも「鯛」のぽってりと脂の乗った身質は、噛むほどに上質な旨味を残していき、かなり印象的でしたね。 次ページでは、椀物を御紹介します前のページへ1234…9次のページへ