老舗出身の新星店
![]() |
中国のススキが目を惹く外観 |
この静かな釜座通で2007年2月8日に誕生したのが「日本料理 岩さき」。京都の老舗名旅館で長らく腕を奮ってこられた岩崎さんが、昨年開店されたばかりの新進気鋭の割烹です。店はマンションの1階。大きな鉢に植えられた中国のススキが店の前で風流にたなびいて訪問客を出迎えてくれます。
茶室のような店内
![]() |
磨き込まれた美しいL字型のカウンター。 |
席数は6名だけのL字のカウンター。奥には5名まで入れる個室がありますが、檜の大まな板の上での、ご主人の包丁さばきを間近で見ることができる手前のカウンターの方が、割烹の醍醐味を味わえます。
器のセンスが素晴らしい
![]() |
席に着くと、まずは松の実茶、続いて食前酒が供されます。 |
お料理は凝った飾り付けはありませんが、素材が持つ勢いを活かし切ったシンプルかつ端正なものばかり。献立は昼が3,500円、5,000円。夜は8,000円~となっており、今回は昼5,000円のコースから御紹介。
・先附
![]() |
スモークサーモン、無花果、蕪白キクラゲの黄味酢 |
次ページでは、繊細な出汁の椀物や鍋、そして絶品白御飯を御紹介します