注)当記事は2007年に掲載された過去記事となります。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

京都の中の別世界「レストラン VITRA(ビトラ)」

エントランス1。 エントランス2。
   
北山通の松ヶ崎といえば京都盆地の北東の外れ。北山通を走っていると、大文字送り火の「妙」と「法」がこれでもかという迫力で間近に迫ってくるのが目に入ります。

この「妙・法」にほど近い北山通沿いに、今回ご紹介する関西最高の創作系フレンチレストラン「レストラン VITRA(ビトラ)」の入口があります。「入口」と書いたのは入口から続く、前奏曲ともいえる通路の奥にひらける中庭を前に「ここほんとに京都?!」と立ちつくしてしまうレストランがあるからなのです。

外観1。 外観2。
   
この衝撃を言葉に表すのは難しいのですが、強いて表現すると、川端康成の雪国ではないですが、「カッレ(通り)を抜けると、そこはイタリアの修道院の中庭だった」という感じです。ピラネージの絵にあるような、イオニア式の列柱に囲まれたこの中庭はまさに京都の中の別世界。

内装。
2階のメインダイニング
その中庭から2階にあるレストランに案内されると、今度はその様式に囚われないスケールの大きさに圧倒されます。見上げるばかりの高さの天井、燦然と輝くベネチアングラスの大シャンデリア、中庭を見下ろす南側は全面ガラス張り、天井から一階まで吹き抜けの西の壁面では、地元京都の襖絵作家木村英き(「き」は火に軍と書く)さんの壁画で北の守護神(京都の北に位置することから)「玄武」が所狭しと躍動しているのです。
内装2。 内装3。
玄武の壁画 天井の高いエレガントな内装

1階カウンター席
カウンター席。
控え目な照明がムーディな雰囲気を醸し出しています
また、1階には奥行きのある天然一枚板(ブビンガ)のカウンター席もあり、ここではシェフとの会話を愉しみながら食事が出来ます。
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