●「ボンヴィヴァン」の類い希な魅力の数々(1P目)
●幻の食材! 脱皮伊勢海老(ソフトシェル)料理!(2P目)
●志摩産のアワビをメイン料理&多彩なデザート!(3P目)
関西食べ歩き番外編 夏の旅 ~伊勢志摩~
そのフレンチレストランの名は「ボンヴィヴァン」。伊勢志摩が生み出す幻の食材「脱皮伊勢海老(殻まで食べられる伊勢海老)」や、同じく志摩産のアワビ、松阪牛など、地元の食材を使って作り出す極上の料理が食べられる地元に根付いた超名店です。
文化財レベルの建物!
聞けばこの建物は遥か昔、大正12年に旧逓信省が建造した「山田郵便局電話分室」で、レストランのメインダイニングは当時実際に電話交換業務が行われていた部屋とのこと。長い間眠りに就いていたこの建物に一目で魅了されたシェフの河瀬毅さんとマダムは、「どうしてもここでレストランをしたい!」と願い続け、数々のハードルを越えられて、10年前に旧店舗から移転して来られました。
また、レトロな建物に合わせて選ばれたこだわりのアンティーク調度の数々、食器やカトラリーも丹念に集められたミントンやクリストフル、とすべて「ほんもの」がこの空間にしっくりと収まっているのです。窓際の席に座り、何層にも分厚くペンキを塗り重ねられた窓枠と、波打つ窓ガラスに目をやると、今まさに大正の昔に居るような錯覚にすら陥ります。
心のこもったサーヴィス!
ミントンの食器も凝ったものが多く、見ているだけでも愉しい。 |
次ページでは、幻の食材! 脱皮伊勢海老(ソフトシェル伊勢海老)料理を御紹介します