足裏エクササイズで筋力アップ
地面に接地する足裏はとても重要
エクササイズで鍛える最初の筋肉は、まずは体を支える「足裏」からスタート! 足裏は、体の中で唯一地面に接地する部位ですが、「足裏って筋肉なんてあるの?」と、疑問に思う人もいるのではないでしょうか?でも、筋肉はしっかりあるのです。しかも、足裏の強化はウォーキングを正しいフォームで行う上でとっても重要!
正しいフォームで歩く際に、足裏全体を使いますが、足裏の筋肉がしっかりしていないと、足元がグラグラと不安定になり、全身のフォームにまで悪影響を及ぼすことがあります。足裏の筋肉が衰えてしまうと、足のアーチが弱ったり、足の指がシッカリ使われず縮んでしまったり、足の外側ばかりを使ってしまったり……等、足裏全体をまんべんなく使う事が難しくなるので、是非とも筋肉強化したいもの。
筋力が低下した足でウォーキングを続けると、足の甲が痛くなったり、指が痺れたり、靴の中で感覚が無くなったりすることもあります。そんなことにならないよう、正しい姿勢維持や体重移動(ローリング)のために役立つ、2つの足裏エクササイズを紹介します。 簡単にできるものですので、継続的に実施しましょう! ただし、エクササイズは、体調の悪い時や痛みの伴う時には休みましょう。
新聞寄せエクササイズ
新聞に足を乗せ
片足ずつ足の指を使って、新聞をたぐり寄せます。指を使う事により、足裏全体の筋肉も同時に使う事に!やりにくい場合は、あらかじめ新聞紙を丸めてシワをよせておくと、たぐり寄せやすくできます。
足指でたぐり寄せます
初めは、「親指」を中心に。できるようになると他の指も意識してトライ! 左右差がないか確認しながら実践すれば、左右の筋力差も併せてチェックできます。
このエクササイズは足指・足裏を鍛え、脚の内側の筋肉強化にもなるため、正しい姿勢の維持に効果的です。毎日左右3回ずつ行いましょう。
■注意
体調の悪い時などは、ふくらはぎや足の甲の筋肉がつる事もあります。もしつってしまった場合、ゆっくりと呼吸をしながら足の親指をスネ側に手で引きよせると、回復させることができます。