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幸せを呼ぶ~四季彩手帳術(3ページ目)

知識もお金もいらない“四季彩手帳術”で幸せのストライクゾーンを広げ、素敵なことをキャッチする能力を高めませんか。その方法をご紹介します。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド

 
7月:入道雲を見た日
【~盛夏のあかし 】
青空に真っ白な入道雲(積乱雲)のコントラストはまさに夏!その高さは10kmにも及びます。雷雲として夕立になることも多いけれど、それもまた夏の風物詩ですね。

 
8月:ツクツクボウシの声を聞いた日
【~初秋の声 】
午後から夕方にかけて「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ…」とリズミカルに鳴きます。7月頃から鳴いていますが他のセミの声にかき消され、8月下旬頃から長命なツクツクボウシの声が目立ちはじめるため、晩夏のセミとして秋の季語にもなっています。

 
9月:しみじみ月を眺めた日
【~仲秋の愉しみ 】
空が澄みわたる秋はお月見に最適のとき。今年の中秋の名月は9月14日ですが、あなたがしみじみと月を眺めた日はいつですか?世界各国の月の模様を確かめてみるのもおススメ。

 
10月:金木犀の香りに気付いた日
【~晩秋のエッセンス 】
甘い香りを辿っていくと、橙色の金木犀(キンモクセイ)!雨や風で花が散りやすく、まるで絨毯のよう。雌雄異株で日本に雄株しか伝来しなかったため挿し木で増やします。白い花は銀木犀で、薄い黄色は薄黄木犀。

 
11月:松ぼっくりを拾った日
【~初冬の戯れ 】
見慣れた松ぼっくりですが、久々に拾いあげてみると子供の頃のあの感触がよみがえってきますよ。クリスマスやお正月のディスプレイにも最適!水洗いすると松かさが閉じ、乾くと開くのもおもしろい。

 
12月:初雪が降った日 
【~冬の使者 】
雪はまさに冬の使者。例年より早く降れば「早雪」と呼ばれ、「初雪」は山々に「初冠雪」をもたらします。晴れた空から舞い落ちる「風花」は、山の積雪や雪雲から風にのって流されてきた雪のかけらです。

これらのポイントは誰もが共感でき、季節感溢れる話題としてコミュケーションにも役立ちます。


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