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ウイスキー サウンドギャラリー in 白州 蒸溜器とアメージング グレース

5月15日。サントリー白州蒸溜所で開催された第一回サウンド ギャラリーに出かけた。ピュアモルトやシングルモルトを飲みながらのライブはとても心地よかった。蒸溜室に響き渡った歌声に、酒神がキラリと微笑んだ。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

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ライブハウスは蒸溜室。

立ち並ぶポットスチル(蒸溜器)に透明感溢れる歌声が共鳴する。
『Amazing Grace』。よく知られた賛美歌を、畠山美由紀さんは蒸溜室でのステージの最後に謳った。かすかにソウルフルでゴスペルの余韻が薫る。

それはウイスキーの香味にも似ていた。複雑微妙な味わいの中にベーシックなモルティさも感じ取れ、かすかにスモーキーさが潜んでいるウイスキーだ。
シングルモルトウイスキー白州12年を口にしながらの、また蒸溜室という特別な場所でのライブだったので、余計に歌声とウイスキーを心の壺の中でヴァッティングしてしまったのかもしれない。

ただとてもとても贅沢な時間だった。
5月15日(土)。サントリー白州蒸留所で“ウイスキー サウンドギャラリー in 白州”が開催された。
出演者はふたり。3年ほど前『輝く月が照らす夜』でソロ・デビューしたボーカリストの畠山美由紀さん、CHEMISTRYをはじめ幅広いジャンルのアーティストとのコラボレーションで高い評価を得ているジャズギタリストの小沼ようすけさん。

ライブがはじまる前までは実はあまり期待していなかった。出演者が誰であれ、蒸溜室という箱の音響に勝手に疑問符をつけてしまっていたからだ。ところが小沼さんのギターのつま弾きにそんな思いは消え去った。ポットスチルのまる味と驚くほどに共鳴し合うのだ。

実はこのサウンドギャラリー、山崎蒸溜所でも開催していて、山崎では貯蔵庫がライブハウスに変わる。
山崎は第1回を4月に終え、7月、10月のあと2回が予定されている。白州はこの1回目を皮切りに7月と9月の開催だ。
山崎、白州とも毎回出演者は違う。ライブ観賞への応募方法や問い合わせ等に関しての詳細のH.Pは次ページの最後にリンクしているので、そちらへアクセスしていただきたい。
ではもう少し、白州でのサウンドギャラリーの印象を話そう。
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