魅力はホスピタリティと味
食べ歩きや打ち合わせ、取材などで、都内のホテルを利用する機会に恵まれます。中でも、いちばん好きなホテルのひとつがここ。恵比寿にある
ウェスティンホテル東京。ガーデンプレイスと共にオープンして、今年で14年。すでに老舗の風格すら感じられます。
「こんにちは! いらっしゃいませ」
ホテルの顔、エントランスでは爽やかな笑顔に出迎えられました。高級ホテルなのに、接客は重々しいものではなく、あくまでスタッフ個人個人のキャラクターがうかがえるようなさりげなさ。きちんと心のこもった”もてなし”を感じることができるのです。私がこのホテルを好きな理由のひとつがこういう雰囲気。常連客でもないのに、つい「ただいま」と言ってしまいたくなるような……。そして、もうひとつの理由。それは、レストラン全体のレベルの高さ。どこのレストランに行っても心ゆくまで「口福」を堪能できるのです。さて、今回取材したのは、1階のザ・テラスで毎日行なわれている
ランチビュッフェ。どんな味覚が飛び出すのでしょうか?
グルメ誌で1位に輝く実力
実は、こちらのビュッフェ。私が記事を書いているグルメ雑誌「おとなの週末」の「ホテルのビュッフェ特集」でも、ダントツの1位に輝いたこともある実力派。おもしろいのは、こちらのビュフェでは毎回テーマ設定されていること。例えば以前はコロンビア料理のビュッフェ、7月はホテルの庭で育てたフレッシュハーブを味わえる「ガーデンハーブビュフェ」など。そして、現在行なわれているのは、シンガポール航空や政府観光局ともタイアップしている
シンガポールビュッフェ。シンガポールは様々な文化が交錯する土地。食文化独自の発展をしています。さて、どんな美食の数々がとびだしてくるのでしょうか?
次のページで紹介します。