桜葉は食べる、食べない?
花見の時期以外は店内で 桜もちが煎茶付で楽しめる。 1人前1個が杉の箱で運ばれる |
「柔らかい葉を十分に塩抜きしているので」と食べることを勧める店もありますが、多くの場合「お好み次第ですが」の前置きと共に、「桜もちに桜葉の香りは移っているので」と残すことを勧められます。
今回お話を伺った若女将の山本さんによれば、「長命寺桜もち」も桜葉は残すことを勧めているそうです。試しに少しだけ桜葉を食べてみると、葉の塩気と繊維が桜もちの味と香り、舌触りを邪魔するように感じました。とは言え最終的には好みの問題なので、ご自分が美味しいと思う食べ方が一番です。
店内で味わう出来立ては格別。 花見の時期は 持ち帰りのみなのでご注意を |
花見をしながら食べ歩くのも楽しそうですが、私のお勧めは1月~2月上旬に店内で出来立てを楽しむこと。静かにのんびりと桜もちを味わいながら、一足早く春を感じることが出来ます。
「桜もち」は 1つから持ち帰りできる |
落ち葉の利用法として考案された桜もち。そして桜もちに使われた葉を捨てるのは惜しいと工夫する客。どちらも素敵です。
※花見の時期は予約優先なのでご注意下さい。また、テイクアウトのみとなります。
<店データ>
■「長命寺 桜もち 山本や」
所在地:東京都墨田区向島5-1-14
電話番号:03-3622-3266
(※花見の時期には大変つながりにくくなります。
花見の時期に入る前にご予約されることをお勧めします。)
営業時間:8:30~18:00
(※花見の時期には売れ切れ次第閉店)
定休日:月曜日
東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線 浅草駅より徒歩約20分ほか
地図:Yahoo!地図情報
◇「長命寺桜もち」価格:(2018年2月更新時)
箱詰め 6個入 1,350円~
篭詰 10個入 2,500円~
バラ 200円
店内 1個煎茶付300円(以上税込)
(※花見の時期はイートイン不可)
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