関東風の桜餅を考案した東京・向島の「長命寺桜もち」。約300年もの間愛されてきた桜餅、是非一度は味わいたいものです。こちらの桜餅は春限定ではなく一年中食べられます。ところで桜餅の葉は食べる、食べない? お話を伺ってきました。
東京・赤坂の和菓子店「塩野」。餡の丁寧な味わいと息をのむような美しい意匠に長年魅了されています。記事は春の上生菓子にスポットを当てたもので桜餅は取り上げていませんが、実は桜餅もぜひお試し頂きたい逸品。「道明寺桜餅」と餅皮の「桜餅」の2種類あります。
「餡の味は和菓子店の数だけある」と言いたいところですが、実は自家製の餡、中でも設備や手間暇の要るこし餡まで作っているお店は、それほど多くはありません。「南青山 まめ」の「道明寺 桜餅」に使われるこし餡は、自家製の中でもとっておき!
東京・神保町「御菓子処 さゝま」といえば「松葉最中」が名物。自家製のこし餡がしみじみ味わい深いのですが、茶人にも愛される上生菓子も秀逸。こちらの「桜餅」は道明寺製。店構えも素敵です。
300年以上前に創業した東京・三田の和菓子店「秋色庵 大坂家(しゅうしきあん おおさかや)」。こちらの桜餅、「秋色さくら餅」はこし餡入りの焼き皮。実は店名の「秋色」と桜には深い関係があるのです。
150年以上続く東京・巣鴨の和菓子店「福島家」。「そめい桜の道明寺」に焼き皮の「さくらもち」、さらに「桜尽しのあんみつ」など、桜のお菓子を目当てに、春先になると訪ねたくなる老舗です。
「桜餅」を手作りする。意外に簡単!?
関東風、焼き皮の桜餅作りは意外に簡単。生地は4つの材料を混ぜてフライパンで焼くだけ。市販の餡をくるりと包み、桜葉を巻けば完成です!
道明寺の桜餅、好きだけど自分で作るのはちょっと難しそう。そんな方にオススメしたいのは、電子レンジを使って手早く作る方法です。機種により加熱時間が多少異なりますので、コツをつかむまで何度かチャレンジしてみてください。
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