食べ過ぎの気になるこの時期、甘いものを食べたいときにはヘルシーな和菓子がお薦めです!
和菓子の美しさを堪能できる「御菓子所ちもと」。東急東横線 都立大学駅から徒歩数分、交通量の多い目黒通り沿いにありながら、ここだけは時間が止まったような落ち着いた佇まいです。

「御菓子所ちもと(都立大学)」の徹底したシンプル美

「ちもと」外観
「御菓子所 ちもと」
料亭のような外観に和菓子への期待も高まります!
戦前に道灌(どうかん)山(日暮里)で営業を始めた「ちもと」は、その後軽井沢へ移り、現在ではのれん分けされたお店が箱根湯本、千葉の市川、都立大学などでそれぞれ独立して和菓子屋を営んでいます。先代が都立大学に店を構えた理由は、長年御用聞きを務めた軽井沢本店時代のひいき客が、この辺りに自宅を持つ「別荘族」だったため。

店に入ると柔らかい照明の中、大きな石造りのガラスケースが鎮座しています。
「無垢(むく)」の美しさが印象的な内装は、ご主人の石原謙氏が慕う建築家の手によるもの。「存在感のある石、厚ガラスのケース、厚手のシルバー菓子皿」、全てがシンプルさを追求した結果です。これはご主人の和菓子作りと通じるもの。ご主人がこだわる「無垢、シンプル」な店作りは、ごまかしたり技巧をひけらかしたりするのではない、本物の和菓子作りを目指す心意気の表れなのです。


万人に愛される美味しさの「八雲(やぐも)もち」!

ちもと名物「八雲もち」
名物「八雲(やぐも)もち」
(1個158円)
誰もが驚くふんわりトロリ
地元の地名を名に冠した名物「八雲(やぐも)もち」は「四季を問わず、左党も含め誰にでも喜ばれる」菓子。

先代が中華料理を食べていたときにアイデアを得たという八雲もちは、カシューナッツ入りのふんわりとした黒糖求肥を、竹の皮で三角に包んだ一品。頼りないほど柔らかい餅を口に含むと、トロリととろけ、後にはナッツと黒糖の香りがふわっと広がります。他にはない独特の食感は、まさに「代わりのきかないお菓子」です。

甘さが控えめなこと、「もち」とは言え重たくないこと、そして常温で5日持つことから、格好の手土産として活躍してくれます。さらに「八雲もち」のすごいところは「甘いものが苦手」という方でもかなりの確率で喜んで下さること!



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