和菓子/その他の和菓子

和みの空間「miyabiancafe」代々木上原

見るからに居心地の良さそうな「miyabiancafe」は、東京・中目黒「雅庵」の皆川典雅さんが2008年8月に開いた和のカフェ。場所は代々木上原駅の目の前です。(2011年3月閉店)

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

見るからに居心地の良さそうな「miyabiancafe」は、東京・中目黒「雅庵」の皆川典雅さんが2008年8月に開いた和のカフェです。場所は代々木上原駅の目の前。極上の和菓子をゆったりした空間でいただくのは最高の贅沢です。
(※店舗の契約期間満了に伴い、2011年3月閉店)

(目次)
P1 代々木上原駅すぐ「miyabiancafe」
P2 「miyabiancafe」限定の味

代々木上原駅南口の目の前「miyabiancafe」

雅庵
手土産にもお勧め。
通りに面した窓からも
和菓子を購入できる
8月に「miyabiancafe」がオープンする前、この場所には別のカフェがありました。「雅庵」が和菓子を提供していた縁でそのカフェの閉店後、miyabiancafeが開店する流れになったそうです。

「雅庵」の皆川さんが前から手掛けたかったという「喫茶」スタイルは、作り手にとっては食べる人の反応が直接見られる場、食べる側にとっては出来たての美味しさを楽しめる場。持ち帰りとはまた違う楽しみがあります。

店内
木のぬくもりが
店内を温かく包む
第1回優秀和菓子職の認定以後、東京駅構内のGRANSTAやデパートのイベントなどに頻繁に登場している「雅庵」。ご主人の皆川さんはさぞかしエネルギッシュな方かと思いきや、実際は柔らかい空気を持った方です。

語り口にも気負ったところはありませんが、お話を伺ううちに、その時々の縁やチャンスを大切に、1つ1つ心を込めて丁寧にこなされていることがよく分かりました。

店内
席数は少なめで
落ち着いた雰囲気。
1人でもカウンターで寛げる
通りに面したケースには、皆川さんが毎朝中目黒から運ぶ「雅庵」のお菓子が並び、おやつに手土産にと買って行く方が絶えません。

茶碗
カウンター前に並ぶ茶碗を使って
自分で抹茶を立てられる
メニューもある。
店内でいただけるのは、いろいろな味を少しずつ楽しめる「雅庵の和菓子6種盛り合わせ」や自分で抹茶を立てる「季節の上生菓子セット」、カフェ限定の「鍋ぜんざい」など、数々の魅惑的なメニューです。

次ページでは、「miyabiancafe」限定の味をご紹介します>>
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