東京・中目黒の住宅街にひっそりと佇む「雅庵」。思わず見とれる上生菓子も素朴な芋ようかんも、口に運ぶ度「ああ、美味しい」と呟いてしまいます。

(目次)
P1 住宅街に佇む「雅庵」
P2 季節の「上生菓子」匠の技に魅せられて

住宅街に佇む「雅庵」

雅庵
厳しい修行を経て、
月1回「暦菓子」を
販売するところから始まった
2004年に皆川典雅さんが開いた「雅庵」。家業「北辰たちばなや」の和菓子製造卸に携わる一方で、手で作った「自分の菓子」も食べて欲しいとオープンさせたお店です。

あげ丸
看板商品に掲げる
「あげ丸」
揚げた饅頭を塩羊羹で包む
お店の小さなスペースには、第1回「選・和菓子職」で「優秀和菓子職」に認定された皆川さんの、確かな技と若い感性が反映された和菓子が並びます。

芋ようかん
知人の営む八百屋の芋で作る
「芋ようかん」は
芋と砂糖の直球勝負
どうぞ、と出していただいた芋ようかん。お話を伺いながらパッと口に運んだのですが、その美味しさに思わず唸りました。

栗きんとん
旬の国産栗で作る
ほっくり「栗きんとん」
秋の風がふわり
皆川さんのお菓子は「ひと口食べて、思わず笑みがこぼれるような」和菓子を作りたいとの言葉通り、つい口元がほころぶようなものばかりです。

羊羹
新栗の香りが生きる
「栗蒸し羊羹」
もっちり、ほっこり
良質の素材と丁寧な仕事に技が揃うとこういったお菓子ができるのだとしみじみ感じます。

次ページでは、匠の上生菓子をご紹介します>>