和菓子/和菓子関連情報

『男はつらいよ』から見る「町の和菓子屋」(2ページ目)

2008年、松竹映画『男はつらいよ』シリーズが誕生40周年を迎えます。寅さんの実家が「だんご屋」の設定という縁で、『男はつらいよ』誕生40周年祝賀プロジェクト発表会に出席してきました。

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

参道に並ぶ柴又名物「草だんご」!

参道
柴又帝釈天参道
映画でさらに有名になった
名物の草だんご
寅さんの実家「くるまや」の風情を求めてやってきた柴又。改築された店も多いようですが、今でも下町情緒は十分です。

草だんご
柴又名物、草だんご
いろいろなお店のものを
食べ比べ
参道には「我こそがくるまやのモデル」、「撮影に使われた」、「撮影時に部屋を貸した」という店をはじめ、「くるまや」の看板商品でもある柴又名物「草だんご」を扱う店が何軒も並びます。

大切にしたい「町の和菓子屋」

草だんご
素材はもちろん
団子の色や食感や香り、
餡の風味もさまざま
映画の良い味になっている庶民的なだんご屋「くるまや」。幸い柴又にはその趣を感じるお店が多く残っていますが、残念ながら最近では、こういった気取らない和菓子店が減っている町も多いようです。

親しまれる「町の和菓子屋」が、映像の中にだけ残る風景になってしまってはあまりにも残念です。プロジェクトの開催される今年は、多くの人が『男はつらいよ』シリーズを目にするはず。映画を見て「柴又に草だんごを食べに行こう」とか、「近所の店でだんごを買おう」と思う人が出てくるだけでも、「町の和菓子屋」の未来は少し変わってくるのかもしれません。ぜひ『男はつらいよ』を見て、だんごを食べに出かけましょう!

<参考ホームページ>
「松竹」

【お菓子レシピ】
とろ~り濃厚!「塩桜あんアイスクリーム」
しっとりもちっ!「抹茶と桜の蒸しケーキ」
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