和菓子/和菓子関連情報

源氏物語千年紀「源氏物語と和菓子」展

第70回虎屋文庫資料展、「源氏物語と和菓子」展(2008年5月17日~6月16日開催)。『源氏物語』の情景を思わせる「和菓子」と片野孝志作の「料紙」(平安朝和紙)を中心に、雅やかな王朝の世界が広がります!

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

第70回虎屋文庫資料展、「源氏物語と和菓子」展(2008年5月17日~6月16日開催)。『源氏物語』の情景を思わせる「和菓子」と片野孝志作の「料紙」(平安朝和紙)を中心に、雅やかな王朝の世界が広がります。

(目次)
P1 『源氏物語』節目の年。
P2 とらやに伝わる菓子と、展示期間限定販売の菓子
P3 企画展詳細情報

『源氏物語』節目の年

展示
赤坂虎屋ビル2階、
「虎屋ギャラリー」にて開催
(5月17日~6月16日)
虎屋文庫資料展で『源氏物語』をテーマにするのは5回目とのことですが、今回は少し特別です。

※「虎屋文庫資料展」の詳細は、第69回開催時をご参照下さい。
2008年は「源氏物語千年紀」とされる節目の年。そこで『源氏物語』の価値を広めようと著名人8名の呼びかけにより、京都府・京都市をはじめ『源氏物語』にゆかりの深い各団体が参画して設立されたのが「源氏物語千年紀委員会」。この展示はその後援事業の1つです。

平安朝和紙「料紙」とは

碁石
羊羹製「碁石形」
空蝉が碁を打つ場面より
(料紙 片野孝志)
『源氏物語』の情景を思わせる和菓子とともに展示されている「料紙」とは、平安貴族が手紙や歌のやり取りなどに使っていた装飾的な和紙のこと。

御所車
車輪形に金箔を散らした
押物製「御所車」
(料紙 片野孝志)
会場の「料紙」は、独自の創作活動を展開している片野孝志氏の作品です。王朝の美意識を伝える「料紙」にもぜひ、ご注目を。

次ページでは、とらやに伝わる菓子と、展示期間限定販売の菓子をご紹介します>>
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