都内のデパートで購入したぷるぷるのわらびもち。ああ、美味しい。どこのもの? と包みを見たら山形県天童市の「腰掛庵」(こしかけあん)とありました。天童市といえば、毎年さくらんぼを送ってくれる友人の住んでいる場所。縁を感じて早速天童市を訪ねてきました!

(目次)
P1 「腰掛庵」と「醸まん(じょうまん)」
P2 わらびもち・だだわらび・だだ絞り・粉雪のようなかき氷
P3 栗そのものの栗名月・こどら、店舗・お取り寄せ情報

「醸まん(じょうまん)」からスタートした「腰掛庵」

腰掛庵
「腰掛庵」
明治時代の蔵を利用
平成2年2月に、たった1種類の酒まんじゅう「醸まん(じょうまん)」からスタートした「腰掛庵」。現在のお店は、明治8年に建てられた自宅の蔵をそのまま利用したものです。

醸まん
「醸まん」
お月見の時期はうさぎの姿も。
ご主人が地元の酒造勤めということもあり、日本酒に精通していた腰掛庵の代表、仲野和子さんが考案した「醸まん」は、極上の甘酒そのものの豊かな香りと味わい。吟醸酒とその酒粕だけで練り上げた生地で自家製のこし餡(あん)を包み、蒸したものです。

良質の素材を用いて、手間暇を惜しまず作る腰掛庵のお菓子。それが美味しさにつながると分かっていても、お店を経営する側からすると簡単なことではないはずです。

蔵
趣のある喫茶室
「腰掛庵」は入り口近くに販売スペースがあり、その奥は大きな囲炉裏と4脚のテーブルが置かれた蔵座敷の喫茶室。歴史を感じさせる蔵の姿そのままの2階は、飲食はできませんが見学可能となっています。

庭
趣ある腰掛庵の庭
「天童市はお酒も水も空気も、そして果物も美味しい。」と語る仲野さん。山形の豊かな自然や古い蔵を愛する気持ちは、そのままお店作りに反映されています。

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