今回で第62回目となる「全国銘菓展」。日本橋三越本店に年1回、全国の老舗の和菓子が一堂に会する貴重な機会。どうぞお見逃しなく!
(目次)
P1 第62回「全国銘菓展」!
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実演販売、お食事処などP3
「出展、出品一覧」と開催情報第62回「全国銘菓展」とは?
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三越伊勢丹ホールディングス 誕生祭に合わせ 4/8~13開催 |
全国の老舗菓子店が数多く出展、出品する日本橋三越本店の「全国銘菓展」。その歴史は昭和25年、全国の老舗菓子メーカーが発足させた「全国銘産菓子工業協同組合」主催の「全国銘菓復興展示即売会」にさかのぼります。
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全国の老舗が一堂に! 主催: 全国銘産菓子工業協同組合 |
第2回目からは「全国銘菓展」と改めて現在に至ります。昭和25年から始まって、今年が第62回。計算が合わないのは当初、年2回開催された年もあったため。夢を与えるこの催しが、好評だったことが窺えます。
限定品、実演販売、コンテストまで!
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どら焼きを焼く 甘~い香り (清月堂本店・東京 銀座) |
会場では限定品の販売や実演販売に加え、新進気鋭の若手職人による「創作和菓子コンテスト」が開催されるなど、今まで以上に楽しめる内容となっています。
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全27種類のコンテストの和菓子 半分以上は会場で購入可能! 結果は4/20~26、7階催物会場内インフォーメーションに掲出 |
会場で税込525円以上の買い物をするとコンテストの投票用紙がもらえます。後は会場の入り口付近に展示されている創作和菓子の中から、好きなものを選んで投票するだけです。
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職人の技を見るチャンス! (なごみの米屋・千葉 成田) |
千葉の
「なごみの米屋」では、「
選・和菓子職」優秀和菓子職認定の職人がコンテストの和菓子を実演販売しています。
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「桜」(左)と「菜の花」(右) を表現した「春爛漫」 (なごみの米屋・千葉 成田) |
大納言やうぐいす豆を入れた小豆と抹茶の浮島に、きんとんと羊羹で美しく飾り付けて春の情景を表現する技に、多くの人が引き付けられていました。
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「うららか」(左)「春の宴」(右) コンテスト参加作品 (彩雲堂・島根 松江) |
松江の
「彩雲堂」で限定販売している上生菓子も「
選・和菓子職」優秀和菓子職認定の職人の手によるものです。会場では他にも「選・和菓子職」認定者の名前をそこここで見かけました。活躍は確かに始まっているようです。