和菓子/その他の和菓子

バレンタインに野菜菓子「向じま 梅鉢屋」(3ページ目)

砂糖漬・野菜菓子の技を伝える「向じま 梅鉢屋」。姿も色も風味もそのまま生かされた、芸術品のような野菜菓子を、初めて口にしたときの驚きは忘れられません。お酒にも良く合うので、バレンタインにもお勧めです。

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

季節限定の逸品「南瓜羊羹 恵比寿」

かぼちゃ
「南瓜羊羹 恵比寿」
皮と実を別に仕込んでいます
11月~3月頃まで
初めは見た目の美しさに惹かれ、口にして濃厚なかぼちゃの味わいに魅了された「南瓜羊羹 恵比寿」。皮と実を別々に仕込んだ羊羹は、丁寧に裏ごしをされているため非常に滑らかな舌触りです。本煉羊羹ほど甘くはなく、さっぱりとしていながら、かぼちゃのコクと香りが強く感じられます。

野菜の特徴を知り、扱いに慣れている方だからこそ引き出せる味わいなのだろうと思います。皮も捨てずに生かすところにも、野菜に対する愛情を感じました。南瓜羊羹は冬だけのもの。夏場にはこんにゃくの水ようかん「夕立ち」が作られます。

哲郎豆など「甘納豆」

甘納豆
「哲郎豆」の甘納豆
香り豊かで大粒
ご主人が「良い豆が入りました」と出してくださったのは「哲郎豆」の甘納豆。哲郎豆は粒が大きく、いんげんの最高品種とも言われるそうです。香りの良さとねっとりとした舌触り、良い時期にお店を訪ねたようで嬉しくなりました。

甘納豆
「甘納豆」
栗・おたふく・うずら
甘納豆も野菜菓子同様、甘さを抑えて素材の味を生かしたもの。短期間であれば冷凍保存もできるそうですが、風味を損ねないためにも、できるだけ早めに頂くのが良いようです。

櫂の雫
「櫂の雫」
ぬれ甘納豆
大納言小豆のぬれ甘納豆「櫂の雫」は私の好物。艶々の美しい仕上がりで、上品な味わいです。

すみだの産業に携わり、付加価値の高い製品づくりをしているとして、墨田区から「すみだマイスター」に認定されている梅鉢屋のご主人。言葉の端々から墨田に対する愛情を感じました。自分の土地に誇りと愛情を持ってお菓子を作られていること、とても素敵だと思います。バレンタインに気の利いた贈り物をお探しの方、愛情のこもった野菜菓子とお酒を合わせて贈られてはいかがでしょう。きっと印象に残るプレゼントになると思います。

<店データ>
■向じま 梅鉢屋
※注文は、電話、FaxまたはHP上のメールから(発送可)
所在地:東京都墨田区八広2-37-8
TEL:03-3617-2373
FAX:03-3617-2372
営業時間:9:00~18:00
定休日: 日・祝日休業(春分・秋分の日は営業)
京成押上線 京成曳舟駅より徒歩約13分
東武亀戸線 小村井駅より徒歩約10分
地図:向じま 梅鉢屋
◇予算:
野菜菓子「七種」735円
野菜菓子「すみだ川」(小;8種)1,050円
(中;9種)2,100円、(重箱入り;季節の全種)5,400円ほか
「梅若」5個1,050円
「南瓜羊羹 恵比寿」1本1,100円(11月~3月頃)
「櫂の雫」12袋入り1,700円ほか
最中「墨堤十里」6個入り850円ほか
最中「木毎の花」6個入り850円ほか
甘納豆「栗納豆」100g1,050円
甘納豆「おたふく」100g300円
甘納豆「うずら・白花・芋なっと」各100g各250円
(以上甘納豆は家庭用の価格。贈答用詰め合わせあり)
◇梅鉢屋茶寮予算:
「抹茶」(お菓子付)630円
「あんみつ」(野菜菓子のトッピング)630円ほか

※その他取り扱い場所と商品(2008年1月現在)
●「向島百花園内 茶亭さはら」野菜菓子「七種」
●「江戸東京博物館内墨田区文化観光コーナー」
江戸野菜菓子「すみだがわ」1,000円(江戸東京博物館専用)
●「LIVIN錦糸町店 B1江戸名品コーナー」
野菜菓子「すみだがわ・小」1,050円


【その他和菓子記事】
珈琲と器と「和菓子処 三松堂(津和野)」
「赤坂相模屋」のあんみつ
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