「最も古い記録は明治28年ながら、実際はもう数年早く国道246号線沿い赤坂見附駅近くで商売を始めた」という「赤坂 相模屋」。現在は赤坂駅近くの一ツ木通りに店を構える、あんみつ材料の製造・販売・卸しの専門店です。天草から丁寧に手作業で作られる寒天は、昔ながらの本物の味。インターネットでの注文も可能です。

(目次)
P1 天草から作るこだわり寒天の「豆かん」
P2 看板商品「あんみつ」と「葛餅(夏季は休み)」
P3 とろける「水羊羹」と体が喜ぶ「トコロ天」

あんみつ材料の製造・販売・卸しの「赤坂 相模屋」

赤坂相模屋
明治28年創業
主力は天草から作る寒天!
戦前はカキ氷や焼き芋、アイスクリームも作ったそうですが、現在の商品はあんみつ材料の他「あんみつ・トコロ天・豆かん・葛餅(夏季休み)・水羊羹」の5種類。甘味処を併設していないにも関わらず、時の流れの速い赤坂で100年以上も手作り寒天を主力に続いてきた老舗です。

天草
天草の質が
寒天の味を決めます
厳選した伊豆七島産・西伊豆産の天草をブレンドしたものを原料とする寒天は、完全な手作りです。天草を一昼夜水に漬けて塩抜きした後銅釜で煮出し、大・小の目のザルで漉してから舟(大きな器)に流して荒熱が取れるまでかき混ぜ、一昼夜寝かせてようやく完成します。磯の香りも感じられ、コシがありながらサクッとした歯ごたえの寒天は、昔ながらの本物の味がします。

まずは「豆かん」

豆かん
豆・寒天・黒蜜だけ!
「豆かん」はシンプルです
寒天と黒蜜と、ほんのり塩味に炊かれた十勝産の赤えんどう豆だけが材料の「豆かん」。潔いほどシンプルな豆かんを、お酒の後の〆として食べるのは至福のときです。甘いものが苦手な方にもおススメなのでお試しを。

カットなし
豆かんは
お酒の〆にも
赤坂相模屋の寒天は基本的に細かくカットされていません。空気に触れる面積が増すと、水分も逃げ鮮度も落ちやすいためとのこと。数日保存する場合は、寒天を固まりのまま水を張った容器へ泳がせ、冷蔵庫で保存すると鮮度が落ちにくいようです。

次ページでは、看板商品「あんみつ」と「葛餅(夏季は休み)」をご紹介します>>