梅の実の収穫時期の今回は、故吉川英治夫人が、氏の愛した紅梅にちなんで開いた、青梅の和菓子処「紅梅苑」のご紹介です。「宮本武蔵」「太閤記」などを残した、吉川英治氏の記念館近くの「紅梅苑」は、昭和58年2月に創業しました。梅にこだわり、自家梅園まで持つ同店のシンボルは、1つのヘタに2つの梅が生る紅梅、「鴛鴦(えんおう)梅」。紅梅苑の梅酒や和菓子は、おしどり夫婦の願いを込めて、ウェディングギフトにも最適です!

(目次)
P1 「紅・白梅」の味比べ
P2 喫茶メニュー「青梅葛切り・夏季限定の氷梅」と「花梅大福」
P3 お取り寄せ可能「紅梅饅頭」「柚篭」と店舗情報

吉川英治ゆかりの「紅梅苑」で紅・白梅の味比べ

紅・白梅酒
和菓子の味の源「紅・白梅酒」
飲み比べると分かる違い。
紅梅苑では、硬く小さく渋いため通常利用されることのない紅梅の実も、工夫を重ねて「紅梅酒」に仕上げ、紅梅・白梅ともにお菓子に多用しています。紅梅・白梅の味わいの違いは、和菓子の味の源でもある紅・白梅酒を試すとよく分かります。

香りも味も紅梅酒の方が強いので、白梅酒を飲み、次に紅梅酒を飲むとそれぞれの味がよく分かります。私の好みは、深みのある独特の風味を持つ紅梅酒。薄めてしまうと香りも味わいも弱くなってしまうので、ぜひストレートで試してみてください。

紅・白梅酒の「梅ゼリー・梅シャーベット花みぞれ」

梅ゼリー・梅シャーベット
梅ゼリー・梅シャーベット
紅・白梅の違いも楽しみ
続いては、紅・白の梅酒を使った「梅ゼリー」と「梅シャーベット」。日持ちもするので、贈り物にも喜ばれます。一部の生菓子を除くと、お菓子のほとんどはお取り寄せ可能なので、遠方の方もぜひお試しを。

盛り付け
左「梅ゼリー」
右「梅シャーベット」
写真は、紅白2種盛りしたもの
「梅ゼリー」は、ほのかな甘みの中に、梅酒の香りが漂う上品な味。その「梅ゼリー」より香りや味が濃厚な「梅シャーベット」は、アルコール分があるのでガチガチには凍らず、冷凍庫から出したばかりでもスプーンがすっと入るほど。梅酒のまま飲むのとはまた違った味わいが楽しめます。

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