京都の山奥にある、これぞオーベルジュ
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ウェディングにも最適な、開放的な施設です |
京都の喧騒を離れ、比叡山を上ると「
ロテル・ド・比叡」はあります。こちらはオーベルジュ、つまり宿泊施設を備えたレストラン。フランスのオーベルジュでは、主に都市から数km~数十km離れた郊外にあり、土地の食材をワインと共にいただき、そのまま帰りの心配をすることなく宿泊できます。僕のように、それほど飲まなくても、帰りの心配をせずにゆっくりと食事ができるので、料理をただ食べるだけではなく、半日かけての「夢の時間」を過ごせるのです。そのため、今回は食事だけではなく、ホテル全体の雰囲気なども合わせてご紹介します。
こちらでは、宿泊と夕食・翌朝食がセットになったレディースプランの特典として、ネイルアートセットの貸出し&アートシールか、「ロクシタン」のフットクリームがプレゼントされます。
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ネイルアートをしながらくつろぐも良し… | マッサージしてリラックスするも良し。 |
フランスの各地方をめぐる、5種類の部屋
お部屋のタイプは5種類。それぞれフランスの地方などの名前がついています。せっかくなので、すべてのお部屋をご紹介します。
・サヴォワサヴォワはフランスの東部にあり、イタリアと隣接している地方。牧畜と農業の地域で、アルプスの木々が特徴的。テーブルやチェアは木の質感をそのまま生かし、ベッドカバーも茶色と緑で、木のぬくもりと森の雰囲気を表現したウッディなお部屋。
・ノルマンディーノルマンディーはフランス北西部、「ノルマンディー上陸作戦」でも有名なように、海に面した地方。ドーバー海峡にもまれた魚介も豊富なので、ピンクだとやはりサーモンを思い出すのは僕だけでしょうか。アンティークな家具は女性に人気だそう。
・ブルターニュノルマンディーよりさらに西、フランス北西端に位置するブルターニュ。海に突き出た半島であり、グルメな読者さんたちにとってはやはりゲランド産の「塩」でしょう。その青と白をイメージした部屋はこれからの夏に人気の高まる爽やかなお部屋。
・プロヴァンス南仏を代表する地域、プロヴァンス。オーベルジュといえばプロヴァンスを思い出す方も多いでしょう。キルト生地のベッドなど、入った瞬間「あー(ナルホド)」と声が出て、確かにかつて泊まった南仏のオーベルジュを思い出す雰囲気。個人的にはオススメの部屋です。
・パリ僕たちが今回泊まったのがこちらのお部屋。都会的な洗練された雰囲気の中にもぬくもりを感じさせる部屋は、どんな方でも気に入るでしょう。ちょっとリッチな気分を味わうならこのお部屋でしょう。
![部屋でのんびり、庭を散歩…何もかも忘れてくつろげます。]() |
部屋でのんびり、庭を散歩…何もかも忘れてくつろげます。 |
オーベルジュの楽しみ方としては、早めに到着するのがおすすめです。ホテルのチェックインは14時~ですので、遅くとも15時には到着し、しばらくは庭の散歩やお風呂に入ったりして、のんびり3時間ほどくつろぎましょう。そして17時半(冬場なら17時)になったら、ダイニングへ。明るい内に眺望の良い席から景色を眺めつつ、だんだんと料理の進行とともに陽が沈むのを楽しみましょう。
次ページではいよいよ、
ホテル内のレストラン「ロワゾ・ブルー」のディナーをご紹介。