ワイン/ワインが際立つ飲み方と料理

アツアツのハッシュブラウンズをワインと(2ページ目)

ジャガイモとバターだけで、こんなに旨くなる! 幅広いワインに合うおいしさの秘訣は、このひと手間。あなたもきっと病みつきになる定番アイテムを伝授。

執筆者:橋本 伸彦

ハッシュブラウンズの材料・分量(2人分)


ハッシュブラウンズの材料として白いプレートに山盛りのジャガイモと、バターのスライス、皿に乗った塩コショウ
ジャガイモの量は多く見えますが仕上がりは量が減ります
ジャガイモ 1kg
バター 50g
塩 小さじ1/2
あらびき黒コショウ 小さじ1/2

ハッシュブラウンズの作り方・手順

ジャガイモが鍋の中で沸騰する湯に浸かっています
1:ジャガイモを洗ってから茹でます。竹串を刺してシャリッとした手応えが減り、サクッと刺さるようになるまで茹でて下さい。急ぐ時には皮をむき4分割程度に大きさを揃えて。


ジャガイモを手のひらのキッチンタオルに乗せて皮をむいています
2:湯を捨てて、熱いうちに竹串を使ってジャガイモの薄皮をむきます。芽の部分は指先でもくり抜けますが、やけどをしないように注意して下さい。


皮をむいたジャガイモをサイコロ状に切っています
3:皮をむいたジャガイモをまな板に置き、サイコロ状に切ります。大きさは1~2センチ角程度。

ジャガイモに塩・コショウをふりかけています
4:フッ素加工の中華鍋で、バターを中火で熱して溶かします。ジャガイモを入れ、全体にバターを行き渡らせたところで、塩・コショウをまんべんなくふりかけます。


ジャガイモに明るい茶色の焦げ目がついている様子
5:中火で3分ほどシュワシュワと加熱しておいて、上下を返すとこのような焦げ目がついています。焦げ目が付きにくい時には少し火を強めます。少しでも黒焦げになると、焦げ臭くなるので注意!


鍋の中のジャガイモに焦げ目が付いたものが増えてきています
6:鍋を水平に揺すってみて、カサカサとやや乾いた音がしたら焦げ目が付いているサイン。上下を返して全体を混ぜ、鍋底一面に広げて、また焦げ目がつくまで待ちます。これは最初のほうの焦げ目のようす。


ほとんどのジャガイモ片に焦げ目がついています
7:『鍋底一面に広げる→焦げ目が付くまで待つ→上下を返して全体を混ぜる』を繰り返して、このように焦げ目がほとんどのジャガイモに付いたら、塩コショウ(分量外)で味を整えて出来上がり。


ハッシュブラウンズの完成
ソフトでフルーティーな白ワインが合います。シャンパンや辛口の白・ロゼと合わせても結構。


ワンポイント

 ■ もっと豪華に演出したい
例えば、ベーコンを細かく切ってカリカリに炒めておいて混ぜるとコクと香りが増します。これなら気軽でしなやかな味わいの赤ワイン全般に合いそうです。イタリアンパセリを刻んでふりかけると、より爽やかに食べられます。

 ■ 付け合せとして使いたい
欧米で朝食に人気のハッシュブラウンズは、オムレツや目玉焼きなどの卵料理やソーセージやベーコンなどの肉類、トーストやデーニッシュなどのパンと一緒に食べるのが一般的。付け合せとして塩味を控え目に作ったハッシュブラウンズに、肉料理のソースをからめて食べるのもおいしいものです。


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