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煮込むだけのあつあつポトフをワインと。

フランス式の鍋煮込みがポトフ。煮込みは手間がかかってイヤ? この作り方なら材料を切って鍋で煮るだけ。ワインを飲んでいても、2時間経ったらあとはあったか煮込みが待ってます!

執筆者:橋本 伸彦

ポトフの作り方



 材料
 牛スネ肉(豚バラ肉や鶏モモ肉でも可)
 野菜(タマネギとニンニク、ニンジン、ジャガイモなど)
 塩()
 黒胡椒(荒挽き、または粒を粗く砕いたものがベター)

 作り方
 1. 材料を2~3センチくらいの大きさに切る
 2. 肉とタマネギ、ニンニクを1時間煮る
 3. その他の野菜を入れてもう1時間煮る
 4. 塩と黒胡椒で味を整える


ステップ1&2 肉の旨味を引き出す

肉に塩をまぶしてしばらく置く。タマネギとニンニクは、一個・ひとかけらを8等分くらいに切り分けておく。鍋に入れて具がぷかぷか浮かぶくらいの水を入れ、火にかける。煮立ったらごく弱火にして1時間煮込む。

中央にほんのり赤っぽく透明なのがスジのゼラチン質

こんな具合に煮えたら、野菜とスパイスを投入して、煮立ったらまた弱火で1時間。本格的な味付けはまだしない。

ステップ3&4 味付けタイム!

2時間煮た段階で、野菜はすっかり柔かく、硬い肉でも食べられるくらいになるはずだ。煮込みを続行しながら、塩と胡椒を少しずつ入れて、スープらしい味に整える。もっと味の濃いのがいいって?スープの素を少々入れるか、塩味を強めにするといい。

肉も野菜も柔かくほぐれて、味がなじんでくる

赤ワインに合わせて食べるなら、最初にニンニクとタマネギを多めに、炒めてから使い、味付け濃い目にしておいて後半にバターを少々加える。白ならあっさり仕上げて、スパイスや塩味も控え目に。

予備知識


・ 肉は牛・豚・鶏と何でもいいのだが、鶏なら手羽や腿、牛はスネやテール、豚なら肩ロースなど味が濃くてゼラチン質が豊富な部位を選ぼう。

・ 野菜はポロねぎやカブなどあれば本格的だが、長ねぎの太いものや大根でもいい。ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、ニンニクは入れたい。

・ スパイスは、黒い粒コショウやイタリアンハーブミックスがあれば少々。

・ 煮込んでいる間、アク(浮かんでくる灰色の泡)を時々すくって捨てると、澄んだ味になる。すくわないとややワイルドな味になるだろう。

・ 前半で煮た牛スネだが、出来れば多めに作って煮汁ごと冷蔵庫で保存しておくか、数日中に食べるあてがなければ刻んで冷凍してしまおう。


■ 関連ページ
・ 野外料理 今日は焚き火で鶏を炊いて一日を過ごそう! ダッチ・オーブンで丸鶏のポトフ(「男の料理」ガイド 土屋敦氏)
・ スピードアップ調理器具Vol.1 圧力鍋は忙しい人に愛されるお鍋(「共働きの家事」ガイド)
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