製茶法


碧螺春は丁寧に作られるお茶です


まず、碧螺春の製茶は、芽の採摘から始まります。1斤(500g)に8000芽とか7000芽が入っているといわれるほど、芽の部分を丁寧に選別します。

少ししおれたら、平鍋にいれて、この鍋一つで仕上げます。柴を使った炉に鍋をかけ、すべて手で熱い釜で40分近く炒りつづけます。

500g~800gの生茶葉を190度~200度の高温で水分が少なくなるで釜の中で炒めるようにかき混ぜていきます。その後しんなりしてゆくと両手の中でこすり合わせて揉捻していきます。芽茶ですから龍井のように釜に手で茶葉を押しつけるような揉捻ではなく、それこそ揉む感じです。少しずつ撚っていきますが釜に触れている茶葉が香ばしくなると困るのでつぎつぎ小分けにしてこすり合わせていきます。この時の釜の温度は70度から75度。炒る過程と揉む過程が交互に行われるのだそうです。

その後今度は丸く円を描くように手のひらの中で丸めていきます。碧螺春独特の螺旋というか曲がりくねった形を作る作業です。この作業を行うと、白い産毛が浮かび上げって来て粉のように丸くなった茶葉を覆っていきます。

不思議なくらい多くの産毛が回りに浮かび上がって碧螺春の形になります。さらに最後に[火共]焙(いわゆる乾燥)が行われて出来上がり。出来上がりは焼く150g~200g程度になります。