中国茶/中国茶関連情報

お茶の香りを表現してみよう(2ページ目)

様々なお茶の香り、それぞれの特徴を把握しながら表現するのは結構難しいものです。そこで、香りの表現の練習をしましょう。

執筆者:平田 公一

シンプルな表現を用いる



このお茶の香りを表現してみたい


そこで、シンプルな言葉としては、以下のようなものが対比で掲げられることが多く、このような表現形式は、中国茶でも大変参考になります。



シンプルな香りの表現


このように、ワインの香りの表現は、巧みな比喩を駆使して行われますが、ただ単に印象のみを表現するのではなく、「第一印象として健康度(若い、カビ臭がしない)」、「強弱」、「熟成度」、「複雑さ」、「内容(フルーツ系か植物系かスパイス系かなど)」を、明確に意思を持って組み合わせながら、表現されることになります。

中国茶の場合でも、お茶の良し悪しを判断する場合に、古いか新しいか、味が強いか弱いかなどを判断することがありますが、中国茶の香りも、このようなお茶の性質を考慮に入れた表現が出来るようになると、素晴らしいことだと思います。

さらに、香りの表現をより工夫できる方法があります。それを見てみましょう。

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